椿のマリネ photo 5 よくわかんない

椿のマリネ

何日か前、2週間の缶詰仕事が終わった日の夜、夢を見た。椿をマリネにして食する、というものだった。オリーブオイルとビネガーに漬かった椿の花びらは、苦いけれど食えないというほどでもない。おしべの塊の部分などは甘みすら感じられ、エノキダケのような...
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垂直考

海の作り出す水平線は、厳密に考えれば水平ではない。とてつもなく大きな半径を持った円弧の一部を、まっすぐであるとみなしているにすぎない。世の工業的、建築的に作られた水平線もやはり水平ではない。水平に設置された物質は重力の影響を受けてたわむ。た...
扉の色 photo 7 写真的

扉の色

「この扉の色はコンピュータで処理して塗ってるんですか」と聞かれることが多い。もちろんそういうことは全くやっていないし、やる意味もないと思っている。デジタルで撮影してインクジェットでプリントするという新しいプロセスの中で、作者である自分がスト...
本日よりオープン photo 8 写真的

本日よりオープン

宮城県美術館の展示、本日からオープンしています。個展が8人分集まったスタイルですが、その8人が何とも不思議な取り合わせで、かなり面白い展覧会になっています。4月8日までです。ぜひどうぞ。
生存確認中毒 photo 9 写真的

生存確認中毒

明確なプロジェクトを進行させてない状態で、こうやって思いつくままにだらだらと書いたり撮ったりしているのはよくない。もっともよくないのは、blogなんかにアップすることで何かをしたような気がしてしまうことだ。それは錯覚なのだ。日々の断片を積み...
モホリ=ナギのポートレートのある部屋 photo 10 写真的

モホリ=ナギのポートレートのある部屋

この時期、いわゆる雑務の類で忙しい。雑務の性質上、あんまり詳しいことは書けないけど、これから2月末までは自分の仕事はほとんどできない、と思わないといけない。ああいけないったらいけない。さて、唐突にモホリ=ナギである。モホリ=ナギは名前は有名...
ニーダーフィノウの鉄の骨、ウェブ版 photo 11 写真的

ニーダーフィノウの鉄の骨、ウェブ版

昨年3月の個展「ニーダーフィノウの鉄の骨」のウェブ版をアップしてみた。展覧会直後ってのはもう何もやりたくなくなったりで、プリントなどもぐるぐると巻いてしまいこんでしまって、記憶からどんどん消えて行くのにまかせてしまったりするのだ。約1年放置...
大きなお部屋の小さなプリント photo 12 写真的

大きなお部屋の小さなプリント

年明け早々、仙台に出張って展示をしてきた。といっても自分はほとんど何もせずにただ見てただけであり、「展示をしてもらいに行ってきた」というのが正しい。なんつったって日通美術品輸送部隊のプロな人たち(ふだんは国宝やら泰西名画やらを取り扱ってらっ...
オルソクロマチックな正月 photo 13 写真的

オルソクロマチックな正月

お正月でちょっとボケっとしたくなったので、本棚からベッヒャーご夫妻の「TYPOLOGIEN」を取り出して眺めていた。タイポロジー総集編、という趣旨の276ページの大部の重量級写真集である。一昨年ベルリンで買ってわざわざ担いで帰ってきた(←よ...
堅牢な愚直・愚直な堅牢さ photo 14 写真的

堅牢な愚直・愚直な堅牢さ

あと30分で宮城県美術館展示用の最後のB0判プリントが終了。微調整その他はあるにせよ、これで何とか形になりそうだ。柔軟性は保ちつつ、愚直に徹すること。「笑い」が取れることが重要。人はそれがコミカルだから笑うのではない。笑うという反応しかでき...