[ Oriental small-clawed otter at Oita Marine Palace Aquarium Umitamago. After feeding, his keeper put a harness on him. It’s a training for taking a walk around in the aquarium as a kind of an event or something. I hope he can do it soon. ]

お待たせしました。大分マリーンパレス水族館うみたまごのコツメカワウソ、王子くん。

そわそわ。

来たかな?

来たかな来たかな??
来ました!

ごは~ん♪

うまうま~♪

ありゃりゃ?
出ました!哲学のヒモ(別名ハーネス)。
束縛されると自由になれる、というある種の人生にも似た深~い矛盾を導き出してしまうことから、カワウソに付けるハーネスのことを最近は「哲学のヒモ」と呼びます。出典は二見シーパラダイスのブログ。

似合う?

キーパーさんにうかがったところでは、王子くんを館内散歩に連れ出す計画があるそうで、そのためのトレーニングを始めたのだそうです。

ほーら、☆柄だよ~ん。

どう?
派手なハーネスだこと。でも似合っとるよ。

王子くんのいるカワウソ展示場は、温室みたいなプレハブの小屋。四方がガラスなので丸見えですが、内外の湿度差がある時期には曇ってしまってちょっと微妙です。
・・・

ギャ~!
バックヤードツアーの待ち合わせ場所のカウンターのPC(業務用。ちゃんと断って撮らせてもらいました)の壁紙が、このような危険物でした。ちびうそ時代の姫&王子ですかね?
ちなみに王子くんといっしょに育った姫ちゃんは、この2月にお嫁に行きました。南知多ビーチランドに着いたら名前がサラに変わったようです。

うみたまごのバックヤードツアーはコツメと遊べる、というのは有名な話。この日はケージ越しではありましたがコマリちゃん、元気くんと握手させてもらいました。写真はコマリ。寝っころがって営業かw。
・・・

ふたたび王子くんのところへ。哲学のヒモのトレーニングがつづきます。この日は10時過ぎと15時過ぎの2回、見せていただきました(この時間帯、ほとんどのお客さんはセイウチのショーに釘付けになっているので、ほぼひとりじめ状態だった)。

もう慣れてるのか、特にいやがったりはしません。

いいスタンディング。

手からペレットをもらうトレーニング。

よくできました。

ぴゃ~っ!

早く散歩デビューできるといいね。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
