ふわほわカワウソ

100210e
カワウソ戦隊コツメファイブ!

・・・というか毎度おなじみ、千葉市動物公園のコツメファミリーです。

よく、「カワウソってぬるぬるしてそう」などと言われて困ってしまいます。

カワウソはウナギイヌとは違うんですよ。撥水性に優れた高級な毛皮を着ています。表面は濡れネズミみたいにぺったんこになってても、中はしっかり乾いてる。もっともその高級毛皮があだとなり、人間に狙われ乱獲され、数を減らしてしまったわけです。

昨日、BS朝日でやってるBBCの『地球伝説』で、「カワウソたちの物語~イギリスの田園を訪ねて~」というナイスな番組をやってました。野生のカワウソはなかなか撮影が難しく、撮影できてもほとんどが濡れた状態ばかり。だからぬるぬるなんじゃない?と、あらぬ誤解を受けてしまうのか。

しかし、そこのところはさすがBBC、ちゃんとやることやって誤解を解いてくれた。カメラを巣穴に仕掛けて、くつろぐカワウソファミリーの姿をこっそりとらえていたんです。巣穴でくつろぐカワウソの毛皮は、しっかり乾いてました。カワウソは体が濡れた状態がキライ、というのは本当だった。

というわけで、今回は動物園の「乾いた」カワウソをお見せします。ふわほわ毛皮の特集。

100210a

日立市かみね動物園のお子(アヤメかアンズのどっちか?未確認)です。去年の6月生まれで、撮影は9月。生後4か月だと毛皮はまだ薄く、乾いていればこんなふわほわですが、濡れると大変に情けなくなりますので見せません。

100210b

同じお子です。手を噛まれてますが、カワウソ界では日常茶飯事。よくやるじゃれの一種。

実はかみねのコツメファミリー、11月にお父さんと長男がたてつづけに死んじゃったそうです。とても残念です。5匹でいるところをもう一度撮りたかった。母子家庭の3匹で、元気にやっておるでしょうか。

続いてまた千葉を。

100210c

お子だけ3匹で集まりはじめました。どうなるのでしょうか。

100210d

うわ。何と親までいっしょになって、合計5匹で団子になってしまった。この中に埋まってみたいと思うのはわたしだけではあるまい。

で、団子になった状態でこっちを向くと、最初の写真のようになるわけです。

コメント

  1. なごみ より:

    かわうそは志村動物園でかわいさを知りました。
    多摩動物園にもカワウソが登場してうれしいです・

  2. jsato より:

    そういう人が多いのですよ。
    動物園や水族館のカワウソの前でずっとねばってると、お客さんの7割ぐらいが「あ!青木さやかの・・・」と言いますね。

タイトルとURLをコピーしました