
仙台うみの杜水族館のコツメカワウソ。6月下旬の撮影です。

2024年8月にツメナシのくるりが亡くなって、今年の3月から同じ場所でコツメの展示になっています。アフリカのエリアなんだけど、空っぽにしておいたりカワウソじゃない動物の展示になるよりは良いか・・・と思うしかないですね。

寝てます。ちょっと一回りしてきましょう。

1時間ちょっとして戻ってくるとみんな起きてます。八景島から来たのはどんな子たちかな。

動物紹介のモニタ画面に簡単な識別ポイントが表示されていてありがたいです。せっかくなので個体識別やってみましょう(間違ってたらごめんね)。
下顎に黒い部分があるのはムーアだろうか。他の3頭の母です。2017年生まれ、おお若い!と思ったがよく考えてみるともう8歳なのか。

これはわかんないですよね。右の2頭の手前がムーアで奥がハピアかなあ。

これはメリーかな。理由は後述。

左がハピアと思われます。この個体はカメラ目線で口開けていることが多いので目立ちます。これがハピアであるという前提で他の個体を決めていきました。したがってもしこれがハピアでないとすると推定の全体が崩れますのでハピアであってほしいです。

左からムーア、ハピア、メリーと推測。あ、今時刻は12時過ぎで、みんなお腹が空いてるみたいで活発に動き回ってます。お昼ごはんは来るのかな?

メリーと推測。「顔の毛色が薄い」と紹介にあるのですが、頭頂から背中にかけて白髪混じりのように見えます。実は一番見分けやすいのかも。

あくびメリー。

メリーが続きます。かなり白いですよね。

手前はムーアですかね。

あ〜腹減った〜! 左からサニー、ムーア、ハピア。

ムーアが移動して、一番右へ移動。

そのさらに右からメリーがやってきて、サニーがなぜかムーアとメリーの間に割って入り、4頭が並びました。これで一番最初の写真と同じ並びになっています。ハピア、ムーア、サニー、メリーの順です。館の紹介記事にも同じように並んだ写真があるのですが、順番もそっくり同じような気がする。


ごはんまだですかぁ〜

ハピアは本当に口開けて写ることが多いですね。ムーアは寝てます。

なんとなく普通に撮れてるように見えますが、この日は平日じゃないこともあってお客さんはかなり多め。したがって人波の間隙をぬって撮ってます。しかもイルカパフォーマンスが中止で、お客さんが途切れずコンスタントに押し寄せます(イルカパフォーマンスがあればその時間帯は館内を回るお客さんが激減するので撮影はラクになります)。中止の理由がこれ↓

イルカがおめでたです。母イルカがこうやって息継ぎを教えるのですね。

13時前に収容され、ごはんはバックで食べるらしい。その間に展示場のお掃除が入りまして、お掃除終わると4頭が戻ってきました。

食後に氷が出ます。これはムーアですかね。口開けると表情が変わるのでわかんなくなります。

そして最後にようやくサニーのアップです。識別ポイントはヒゲの長さ。この子だけヒゲが長いまんま。ということはサニーが他の個体のヒゲを噛んでいる、ということになります。

満腹になったらもちろんお昼寝。4頭でなかよく暮らしてね!

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
