この地図のまんなかに見えるのは橋なんだけど、普通の橋じゃなくて「重荷用運搬橋(Overburden Conveyor Bridge, Abraumförderbrücke)」というものらしい。型番がF60なのでフェラーリか、と思うと(思わないか)ぜんぜん違って、東ドイツTAKRAF人民公社製の超弩級の土木重機である。
F60はドイツ東部の褐炭の露天掘り鉱山で使われているらしく、ガコガコと動いては地表を削り取り、褐炭を掘り出しているものと見られる。全部で5台作られたうち3台が稼働中で、上の写真はその中の1台か。長さ502メートル。東京タワーを横倒しにしたのより長い重機が、レールに乗って動く。あまりに素敵すぎる話で、どんな様子か想像ができないよ。と思ったら地表写真があった。上のとは別の炭坑みたい。
クリックして写真の供給元に行って、ぜひ高解像度イメージでご覧になることをお勧めする。
ここに観光用のF60があるらしいので、とりあえず見に行きたい。

「F60-Dinner」というコーナーがあって、観光客がヘルメットかぶってF60の上で宴会やってる写真があるんだけど、こういうの見るとほんとにドイツ人ってこういうの好きなんだなと思う。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
日本人と似てますね☆
ぶっとびました。
あまりにもシビれたので
個人的にデスクトップ壁紙にしちゃいました。
ニコンのカメラみたいな名前ですね~。
ぜひ撮影を! でも雑誌で載せるとなると
かなり細長い絵になりそうですね~。