オランとコツメの共生展示・ハーゲンベック

[ Tierpark Hagenbeck‘s Orangutan House shows us mixed-species exhibit. Of course the main exhibit is Orangutan but Oriental small-clawed otter supports it well. Actually, I could not watch otters this time. Unfortunately or fortunately, they had new born pups then and confined themselves to their den. I hope I can see this motivated mixed exhibit again when otters are there. ]

130122_01
ハーゲンベック動物公園のレポート、最終回はオランウータン舎。

130122_02
こんな外観です。
がっちりした入口があるのに、ドームは半分開いています。どーなってんだこれ?

130122_03
いますね、オラン様。

130122_04
お客はそれほど動き回れません。池の向こうにオラン島。

さて、なぜハーゲンベックに限ってオラン舎をじっくりご覧いただいているのかというと、ここはコツメカワウソと共生展示になっているからです。

130122_05
結論から申しますと、今回コツメには会えませんでした。当日は何でやねん!と思ってましたが、ここに理由がはっきり書いてあることに、今になってやっと気が付いたw

Unsere Zwergotter haben Nachwuchs und befinden sich zurzeit noch in ihrer Kinderstube.
(コツメカワウソは子育て中で、今は寝室にいます。)

な~んだ。これじゃ出てこないわけだわ。

オランウータンの食事時間の午後3時半まで、ふたたびオオカワウソや他の展示へ。

130122_06
ゾウ舎の横にある動物園学校(Zoo Schule)。ドイツの動物園には必ずあるようです。

130122_07
ちびゾウにひっかかったりして、

130122_08
で、あっという間に3時半。戻ってきました。公開フィーディング大人気。

130122_09
同時に3本食べます。

130122_10
お父ちゃん、毛ハゲハゲやん。

130122_11
ハーゲンベックオランの家族構成。お父ちゃん以外はみんな♀。いちばんお歳の個体(ベラ)は何と1961年生まれ。

おや、ハラパンという名前の子がいますね。ハラパンはマレー語/インドネシア語で希望という意味なので、意外にありがちな名前だったのだ。

あと面白いのは、「オランウータンが混乱するから名前で呼ぶな」って書いてあります。何のこっちゃ、そのために名前があるのとちゃうんかい、と思いましたが、こんだけ個体がいると、きっと間違って呼ばれることも多いのでしょう。だとしたら、たしかにそりゃ迷惑だw

130122_12
上の方から見下ろしてみます。

130122_13
見上げるとこんな。結構、高い木です。どこまでオランが上がれるようにしてあるんだろう・・・などと今ならいろいろ考えられますが、これを撮ってる段階ではコツメがいつ出るかと思って下ばかり見てたので、まったく詳しく見てませんごめんなさい。

130122_14
ドーム部分。あ、そうか可動式なのであったか。夏だから全開にしているんですね。

130122_15
オランウータンハウス、2004年5月オープン。地表面積1000平方メートル、ドーム直径32メートル、高さ約16メートル、有効容積5280立方メートル。

「ZooLex」見たら載ってました。興味のある方はどうぞ。
ZooLex Exhibit | Hagenbeck Zoo Orangutan House

130122_16
父ちゃんえっへん。

130122_17
口紅塗ってるのかと思いました。

130122_18
ふたたびオオカワウソに行って1時間半後。すでに5時を過ぎましたが、閉園は7時なのでまだまだ粘れます。以前見せてもらったビデオで、池の手前のこの狭い砂場でコツメが遊んでいたのでした。さらにその手前はカフェになってます。あ、人間用のカフェです。でも今日はもう閉まりました。コツメも全く出てきません。

130122_19
若い個体。ハラパンかシミアだろうか。

130122_20
みんなでごそごそ、何かやってます。

130122_21
おやつですか?

130122_22
うん、その位置は楽しそうだ。

130122_23
閉園まであと30分。もうお客さんもいなくなりました。

降参です。

コツメとオランの共生って、ありそうであんまりやってない(大きさが違いすぎるので、ひとつの展示にまとめるのが難しいのか?)のでぜひ、見たかったんだけど。

130122_24
出口に向かう途中に、ベビラクダが!

130122_25
最後まで気が抜けないぞハーゲンベック!

(実はこのさらにあとに、あのアジアゾウの室内放飼場に遭遇するのでした)

これでようやくドイツ動物園シリーズは終わり、と思った?

あま~い。

まだもう1園あるんだこれがw

コメント

  1. ちょこあゆ より:

    オランウータンといえば、宇都宮動物園のオランウータンは画用紙に絵を描いて過ごしてました。ご存じですか?
    誰もいない柵の前で「描いてくれるー?」って言ったら、
    絵を描いてその画用紙を柵の隙間から手渡ししてくれました!すごいですよねー。今も描いているのかな?

  2. jsato@otterhaus より:

    >ちょこあゆさん
    すごいですねー。
    オランウータンも、ゴリラも、中に人が入っているような気がいつもしています。だからなのか、あまりうまく写真が撮れません(わたしは人の写真が苦手)。

タイトルとURLをコピーしました