昨日は『ますむらひろしの世界展』に出かけた。八王子夢美術館。
漫画家の原画展なんか見に行くのって、そういえば初めてのような気がする。というかこの人のはどうしても見ておきたかった。初期から90年代までのますむら作品はだいたい読んでたつもりなので、原画を眺めていると、なつかしくて何だか生ぬるーい気持ちになってくる。カツラ氷屋でヒデヨシが「なっとう」をオーダーする、という超名場面があって、毎年かき氷シーズンになるたびに読み返してしまう。何度見ても飽きないんだけど、しっかりその場面の原画も展示されてた。やっぱり超名場面だったんだんだな、「なっとう」。
今回驚いたのは、着彩が奥様の手によるものであることがわかったこと。あのかわいらしい配色センスはご本人のものではない(失礼)と思ってたけど、やはりそういうことであったか。
帰りは八王子の書店チェック。最近出来たらしい長崎屋の6,7,8階の喜久屋書店は、50万冊の品ぞろえとかで書店としてはたしかにすごいんだけど、恋水はなぜか置いてない。工場萌え&ダム横の「定位置」には東京鉄塔しかなかった。なんだよ八王子~、東京じゃねえな~、とかわけのわかんない悪口を聞こえないように言う。その割には別の本を2冊も買ってしまった。なんか広い割にお客が少なくてかわいそうになったのだ。
さすがにあっちにはあるだろうと、東急スクエアのブックファーストへ。当然のようにあった。ビニール本状態のが3冊、立ち読み可能なハダカ状態のが1冊。ということは八王子で1冊は売れたな(何でだ)。
駅の横のくまざわ書店は面倒になったのでパス。いつまで飽きずに本屋チェックやってんだ、と思われるかもしれないが、いつも用がなくとも本屋に入るのがクセになってるので、行動としては普段とあんまり変わりはない。