仕事先の通り道にある結構大きな書店にも『恋する水門』が入荷していた。じっと見たり冊数チェックをしたりしたかったけど、知り合いに見つかると恥ずかしいのであんまり棚に接近できなかった。横目でちらっと見て、『ダム』の隣に平積みだな、よしよしとだけ思ってさっと通り抜けてしまった。ひょっとして別の本の見間違いだったりしたらやだな。月曜にもういちど寄ってみよう。
なんだかんだで、なるべく気にしないようにしているんだけど、気になります。売れ行きが。
毎日、朝イチの仕事は『恋する水門』をgoogleで検索することと、Amazonの在庫チェックですだなんてああああ恥ずかしいっ。自意識過剰な人みたいで、とってもかっこわるい。
というわけで、検索してたら面白い読書感想文(ってそう書いてあるんだもん)を書いてくれた方を発見しました。勝手にリンクしちゃいます。
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ぜんぜん面識のない方なんだけど、すごく的確に『恋水』のおいしいところをつかんでくださってます。塗ってあるペンキの色の変さ、とか、背景の風景のダメダメさ、とか。ちゃんとお見通しなんです。これはうれしいです。こういう「どうしようもない風景」ってのが撮りたくて、ずっと写真を撮ってたんだなあ、と今さらながら自分のやっていることを確認させてもらった感じですよ。大嶋浩さんが「凡庸な存在」と書いているのは、まさにそれなのか。
さてさて、ここに来て人気が出てきたのが「水門に付いているらせん階段」ですね。tsusaharaさんの読書感想文と、手羽さんの2記事前のへコメント、そのどちらにも、「らせん階段萌え」が告白されてます。水門に限らなくてもいいようなので、誰か「らせん階段写真集」作ってみませんか。
コメント
拙宅近くのY書店は大量に平積み、A書店は平積みの「工場萌え」と「ダム」の間に絶妙な空間(笑)があいていました。
こりゃ印税がたんまり入ったらぜひ(以下略)
そう!そこです。すっかり定位置になりました。ありがたいことです>工場萌え&ダム。3匹目のドジョウがいたのかどうかは、まだ判然としません。