仕事先の通り道にある結構大きな書店にも『恋する水門』が入荷していた。じっと見たり冊数チェックをしたりしたかったけど、知り合いに見つかると恥ずかしいのであんまり棚に接近できなかった。横目でちらっと見て、『ダム』の隣に平積みだな、よしよしとだけ思ってさっと通り抜けてしまった。ひょっとして別の本の見間違いだったりしたらやだな。月曜にもういちど寄ってみよう。
なんだかんだで、なるべく気にしないようにしているんだけど、気になります。売れ行きが。
毎日、朝イチの仕事は『恋する水門』をgoogleで検索することと、Amazonの在庫チェックですだなんてああああ恥ずかしいっ。自意識過剰な人みたいで、とってもかっこわるい。
というわけで、検索してたら面白い読書感想文(ってそう書いてあるんだもん)を書いてくれた方を発見しました。勝手にリンクしちゃいます。
ぜんぜん面識のない方なんだけど、すごく的確に『恋水』のおいしいところをつかんでくださってます。塗ってあるペンキの色の変さ、とか、背景の風景のダメダメさ、とか。ちゃんとお見通しなんです。これはうれしいです。こういう「どうしようもない風景」ってのが撮りたくて、ずっと写真を撮ってたんだなあ、と今さらながら自分のやっていることを確認させてもらった感じですよ。大嶋浩さんが「凡庸な存在」と書いているのは、まさにそれなのか。
さてさて、ここに来て人気が出てきたのが「水門に付いているらせん階段」ですね。tsusaharaさんの読書感想文と、手羽さんの2記事前のへコメント、そのどちらにも、「らせん階段萌え」が告白されてます。水門に限らなくてもいいようなので、誰か「らせん階段写真集」作ってみませんか。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
拙宅近くのY書店は大量に平積み、A書店は平積みの「工場萌え」と「ダム」の間に絶妙な空間(笑)があいていました。
こりゃ印税がたんまり入ったらぜひ(以下略)
そう!そこです。すっかり定位置になりました。ありがたいことです>工場萌え&ダム。3匹目のドジョウがいたのかどうかは、まだ判然としません。