さて、みさき公園の翌日はひらかたパークへ回る予定でした。ところが、このとき台風が接近しておりまして、どうも日本のまんなかへんに上陸するかも、みたいな予報が出ておりました。
基本的にわたし個人としては、明日は雨が降ろうがシシャモが降ろうがカワウソ撮影に行く覚悟でしたが、ひらかたパークさんの方であっさり先に折れてしまいました。すなわち、
明 日 は 臨 時 休 園 ♪
ということになっちまいました。
台風と闘わずして負けかよ、ひらかたパーク! という気分でしたが、親会社が電鉄会社ですので、安全第一の判断を下した点はむしろ評価しなければなりません。みさき公園は明日もやるって言ってるぞ、なんて挑発的な言動はいけません。
というわけで、めでたくまる1日分のわたしの予定が吹っ飛んでしまいました。これはもう、天王寺動物園に行ってキウィにあいさつするしかないでしょう。というわけで急遽、天王寺へ向かうことに。

うはぁ、いきなりω攻撃をくらいました。これはたまりません。

ほんとにすてきですよね。この部分だけで動物にならないもんでしょうか。

「!」
あ、すいません。もちろん全体的にすてきです。
カワウソばかり撮っていると、ふと「このレンズ、ひょっとして茶色しか出ねえんじゃねえか?」と心配になることがあります。もちろんカワウソの茶色って、もう「カワウソ色」としか言いようのない色でありまして、それはそれでとっても再現の難しい色だと思います。それが曲がりなりにも出てるんだから、レンズが壊れているわけはないのですが、何というかその、ほんとに他の色も出るのかな、みたいな素朴な気持ちがわき上がってくることがあります。上のようにカワウソ以外の動物や、葉っぱの色とかもちゃんと出ているようなので、ひと安心です。

215番さん。もらって帰りたいです。

やんややんや。

キュイ!
って言ってもイタチ科ではありません。シママングースです。シママングースがキュイ、って鳴くかどうかはあやしいですが、気持ちとしては鳴いてみたいかな、と。

ダンナ、まいど。

何で多くのどうぶつ様はわたしを見てべーをするのか。そんなにおいしそうなのか。

やっぱりこういう体型のいきものに惹かれる自分に気が付くのでありました。
キウィはどうなったのかって? あんなもん撮れるわけないじゃないですか。ISO感度が1億ぐらいあるカメラがほしいぞ。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
シマは分りませんが、コビトマングースは「ピャァ」に近い声を・・・
出していましたねぇ。
聞く人によっては、「ピー」とか「キー」なのかもしれませんがw
またまたすんばらし~ω写真!
まいりました。
4:3の画角もいいですね。
3:2だと横長過ぎると感じる事も多いのです。
ふむふむ。
>黒姫さん
やっぱりピャア系ですよね!
>松原ωさん
3:2長すぎますよね。わたしも持て余します。動物であっても、やっぱりポートレート系は正方形に近い比率の方が使いやすいと思います。