[ ASCOs at Sapporo Maruyama Zoo. They gave first birth to four pups on July 2014. Thanks to their keeper’s instruction card, I tried to do identification of the 6 months old pups. It was a little tough, but so enjoyable. ]

こちらもブログに登場するのはお久しぶりの、札幌市円山動物園のコツメカワウソ。
2012年にできた熱帯雨林館で活躍するためにサンピアザ水族館から移動してきたサンと、2013年にアドベンチャーワールドから来たイヨカンとの間に、2014年7月、4頭が生まれました。

今、こういう状態です。こどもたちは6月齢。
こういう表示があるとうれしいですね。個体識別がやりたくなります。もちろん現場では無理ですので、帰ってからじっくり、写真判定で判別してみました。

お母さんのイヨカン。
ブログには上げてませんが、去年、まだ子どもの産まれる前に撮らせてもらったときはものすごい高速で動き回ってた。実に元気な個体で良いですね。母になってちょっと落ち着いたかも。

かしわ(オス)。
「鼻の両側が広くピンク」とあります。わかりやすい特徴。

わらび(メス)。
「鼻の右側が広くピンク」です。これもわかりやすいです。わらびはいちばん愛想がいい、というか、今回カメラ目線率がいちばんでした。

よもぎ(メス)。
これは自信がありません。次のずんだと確率50パーセントの判別。紹介パネルには「左の鼻の上にピンクの点」とありますが、すでにわからなくなっており、むしろ鼻の右半分がピンクっぽい、という点に特徴があるようになってます。

ずんだ(オス)。
「左の鼻の先にピンクの点」という特徴はすでにはっきりしなくなってて、鼻の上下幅があることと、下あごの黒い模様の特徴から判別しました。
というわけで以下、応用問題です。

今のところいちばん目立っているのが、わらびちゃん。

わらびはカメラを向けられるのが好きなようです。必ずそういう個体がいますよね。

ピントが合ってるのがよもぎちゃん。後左がかしわ、右がずんだ。

右がずんだ。左はわかんない。

左わらび、右わかんない。

つぎは3頭のコンビネーション。左からわらび、かしわ、イヨカン。

そこに画面右から、よもぎが入りました。

さらに左からずんだが入りました。

で、しばし記念撮影モードに。
ずんだ、わらび、かしわ、イヨカン、よもぎ。

もうちょっとそのままでいなさい。

はい、おつかれさま~
サンがいっしょに出てないので、右上に小さい写真を入れておこうかな、と思ったけどやめました。

さて、実はもう夕方です。そわそわ。

わらびちゃん、アイドル化しつつあります。

おっ! おっ!

魚きたー!

閉園まぎわのお食事タイムです。
戻って来て展示場内で食べるのであれば、魚をバックであげなくてもいいような気もしますが。まあいろいろと都合があるのでしょう。

わらびちゃん。やっぱりアイドルはほかの子たちと食べ方が違います。
円山がつづきます。もちろん外は雪に埋もれていますが、ここだけ高温多湿な円山の熱帯雨林館でした。あ、そういえばひさびさにウメキチも撮ったんだった。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
