
毎度おなじみ千葉市動物公園のコツメファミリー。みんな元気に飛び回ってます。
お子たちのうち2匹はすごい「タラコくちびる」で、将来どうしたものかと心配していたのですが、体毛が濃くなるにつれてあまり目立たなくなってきました。水に濡れるとバレるけどね。
お子たちが順調に育っている証拠ってわけでもありませんが、近ごろは手というか指を使う活動をさかんにやっています。
たとえば、このようにあおむけになり、両手を使って石を交互ににぎったりする。

でもまだあまり上手ではないので、結局のところ何をやりたいのかよくわかりません。

直立してやるとジャグリングになるわけですが、さすがにそれは無理ってもんでしょう。タラコくちびるがバッチリ見えちゃってるけど、いいのか? ナイスタラコ!
感極まって石に刃向かう、短気なお子もいます。

いいかげんにしないと歯が折れるよ。
世界にはカワウソのショーをやっている動物園・水族館もありますが、海獣たちのように複雑な芸をしたりすることはありません。これは別にカワウソがバカだ、ということではないと思っています。おそらくカワウソは、好奇心が旺盛すぎて、次から次へと興味の対象が移動するのではないでしょうか。落ち着いてひとつの連続した行動を完遂することなど、つまらんことだ思っているのかもしれません。本当のところはどうなのか、カワウソに聞いてみないとわかりません。

そんなことをやっているとお昼になります。千葉市動物公園では、午後1時ごろに天からドジョウが降ってくることになっているので、ピャーとかミ゛ーとか鳴いて、飼育員さんの出現を待ちます。千葉ズーのゴールデンタイム、と言えるでしょう。

誰?たそがれているのは。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
コツメって小石で遊ぶの大好きですよね。
ものすごく器用でいつも感心してしまいます。
タラコちゃんももっと上手になるんでしょうね。
それにしてもカワウソはどれだけ見ていても飽きないなぁ。
後ろ頭もたまらなく好きです!
後ろ姿は大きさがわかんなくなっちゃいますね。
というか本物よりずっと大きく見える。