狩野川放水路 その3

Kanogawa Drainage Canal Separating Weir 4

Kanogawa Drainage Canal Separating Weir 3

で、肝心の分流堰のゲートはこんな感じだ。
再塗装直後で、ほれぼれとする塗られっぷり。

幅10メートル、高さ5.5メートルのシンプルなローラーゲートは、昭和40年日本車輌製。日本車輌っていったら鉄道車輌メーカーじゃないか。ゲートも作っていたのだったか。そういえば前にもどこかで見たような記憶がある。

昭和40年ってことは、0系新幹線とか作ってる横でいっしょに作られた水門なんじゃないか!とか楽しげなことを言いたくなるが、もちろんウソ。同じ日車でも鉄道車輌と水門は工場が別。

Kanogawa Drainage Canal Separating Weir1

Kanogawa Drainage Canal Separating Weir 2
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竣工当時はおそらく開閉機器がむき出しだったであろう上屋が、ガラス張りの温室みたいに改装されている。このタイプの上屋は、沼津市内の小規模な樋門では見かけたことがあったが、これはまたずいぶん大きく出たもんだ。

アルミサッシと波板の屋根。現地で見てた時はそんなにカッコよくは見えなかったが、これで写真写りは案外、悪くない。落ち着いて高級感がある。水門が高級そうに写ってどうするのか、という気もする。

日本全国の水門の上屋が全部これになってしまったら、それはそれで味気ないので、温室タイプ、あまり流行らせないでください。

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