ドイツの送電鉄塔だ。日本のと大きく違う点がひとつ。
いや、鉄塔マニアのみなさんならば、もっと多くの相違点を見つけ出すのだろうと思う。しかし鉄塔シロウトのわたしでもわかる、きわめて大きな違いがあるのだ。どこだかわかりますか?
答えは明日。
そんなの簡単すぎる!と思ったひとは鉄塔初級レベル以上か、ふだんから注意深く鉄塔を見ているひと。
しかしまあ、何というか、ドボクという切り口で身の回りを見直すようになってこの方、それまでの自分が、いかに世界をそのままの姿として見ずに、記号化された視覚の中で怠惰な認識生活を送っていたか、ということを思い知らされるのである。目を節穴にしないためにも、「ドボクという見方」は役に立つ。
ドボクって、いわば視覚健康法なんじゃないか。ボケ防止にも有効かもしれない。来月末にはいよいよ(やっと/ついに)出るはずの『ドボク・サミット』本は、ある意味で健康書として注目されてもよいと思います。