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ランドシャフトパークの凄いところは、道を歩いていて、普通に公園に入り、そのまま歩いていると錆びた階段が現れ、気がついたら製鉄所の高炉の中に深く入り込んでいて、あらちょっとびっくり、という点だろう。
操業を止めた製鉄所だから、もう工場工場してないことは予想していたが、これほどホイホイと旧製鉄所の核心部分まで到達できてしまうとは、思ってもみなかった。入場料もなければ、入り口チェックみたいなものものない。守衛所は一応あるけど無人だったし。
あまりにオープンすぎてかえって気持ち悪い。すんなり通っちゃう時は要注意、というのは基本的な人生哲学だろう。そのうちいきなり警備員が現れて捕まるんじゃないか、そんなのネズミ取りみたいでずるいのではないか、などと本気で心配してしまった。
なにしろだんだん錆びてくる物件だから、崩落しないようにとか、いろいろと手もかかっているのだと思うが、ちょっと見ただけではそういう安全対策は目立たない。立入禁止とかの表示も、それほどあちこちにあるようにも見えない。
単に廃工場がそのまま巨大遊具になってて、使えるスペースはギャラリーとか集会場のようなものとして再利用されてたりするような、そんなそっけないというか、廃工場をぶつ切りにして盛っただけ、みたいな男の料理ですかこれは、というような信じがたい場所である。
え?こんなところで遊んでいいの?というランドシャフトパークのゆる~い感じがよく出てる映像があったので、貼っておきます。