わたしは晴れ男である。わざわざ雨が降る日を船の運行日と決めたのは船会社であるから、船会社が雨男なのだった。
というわけで、しとしと雨の降る寒い中、めでたく第2回水門ツアーが挙行されました。まずは地上から荒川ロックゲートを見学。
これほんとに動くのか?まだ半信半疑な参加者のみなさん。
かなり降ってるのだが・・・雨など全く意に介さぬ熱き観賞魂。漢だね。
飛んで灯に入る何とやら。われわれの観賞の餌食となったゲート通過船がそそくさと荒川側へ飛び出して行く。わざわざゲートを動かしてくれてすまない。
なんだ。すでにデートスポットかよここは。ロック(lock)ゲートだけに、そのうち管理橋の欄干に南京錠とかいっぱい付きそうでいやだな。
次は荒川ロックゲートを水上から攻める。葛西臨海公園発着場に月に1、2度やって来る、荒川を遡上する船。よく見りゃ「あじさい」号。これじゃ雨になるのも当然と言えよう。即刻、「ひまわり」号とかに改名すべきだ。
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ここに荒川湾岸橋のゲルバートラスの写真が入るはずだった。興奮して騒いでいたため撮り忘れた。
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橋、鉄塔、ジャンクション、そして水門。この区間は息つくヒマもないほどつぎつぎにドボクアイテムが現れる。こんな楽しいルートをなぜ今までみんな放っておいたのか、全く理解に苦しむ。責任者出てこい。
そら来た江東線89号鉄塔だ。ドナウ型鉄塔!青い!275キロボルト!
などと騒いでるうちに船は荒川ロックゲートを出たり入ったりし・・・
ほとんど船体幅いっぱいの狭い隅田水門をあり得ないスピードで通過するなどして・・・
白鬚団地や隅田川の震災復興橋梁群など眺めていると、あっという間に終点両国着。
最後はツアーの無事を竪川水門と両国ジャンクションに報告したのだった。ジャンクションの一部が吊り構造であることを教えてもらって一同大興奮。ついでに竪川水門も吊ってもらいたいなどとわけのわからない発言して失笑を買う主催者。
以上、速報でした。
参加のみなさん、風邪などひいてませんか?
このツアーのせいで人生がちょっと狂ったりしてないか心配です。
【追記】さっそくダム日和のtakaneさんが参加レポートを書いてくれている。荒川ロックゲートの動画もあるよ。これは必見!
【追記2】さらにtsusaharaさんのレポート。それから杉浦さんのレポート。
【追記3】バドンさんステンレス萌えか。荒川ロックゲートを下から真正面ってhachimさんいつの間に撮ってたのこれ。
【追記4】そうか、旧小松川閘門の遺構は「水門の廃墟」って呼べばいいのか。安部攻防さんのレポート。mixi内です。
【追記5】さすがミュージシャン。ハマり方が熱い。軸太さんのレポート。まだ続いてます。
【追記6】真打ち登場だよ。とっても詳細なzaikabouさんのレポート。写真が素晴らしい。これはもう決定版に決定だ。
コメント
土曜日はお世話になりました、takane@ダム日和です。
なかなか見応えのあったツアーでした。船からの眺めもおもしろかったのですが、荒川を全力で走り抜けてしまう為に「もうちょっとじっくりみせてー」、と思う事もしばしば。
中川水門の周りに制服着た学生がうろうろしてたのは、一体何をしてたんでしょうかね。
先日はたいへんお世話になりました。ロックゲート体験はもちろん、船上から観るドボクの祭典に興奮しっぱなしでした。鉄塔の魅力も、少しわかりかけてきました。
参加したかった…。無念。
最後の両国ジャンクションと竪川水門は以下の写真でどうだ!
http://image.blog.livedoor.jp/sohsai/imgs/0/4/04e345f3.jpg
このみごとな釣りっぷりで昭和44年度土木学会田中賞を受賞してます。
それにしても参加したかった…。無念。
先日は、ツアー企画ありがとうございました。
閘門内でのアップダウンがこんな身近に体験できるとは・・・。すっかりと川の道にもはまりそうです。
それにしても、屋形船もいいですね~。
遅ればせながら、ツアー初参加で大変お世話になりました。
お陰様で息つくひまなく、とても充実して楽しい時間をすごすことが出来ました!
門外漢の初心者にもお気遣いくださって、溶け込みやすく、
ツアーが終わる頃にはすっかりマニアが一名できあがり~!状態でした。
本当にありがとうございました!
また時間が合えば、ツアーなどお邪魔することがあるかと思いますが、
その時はよろしくお願いいたします。