金曜は立命館大学BKC(びわこくさつキャンパス)で仕事。八重樫文先生の授業『メディアデザイン論』のゲストで呼んでもらったのだ。旧作から水門シリーズまでざっと写真を見てもらったあとで、写真からウェブまでいろいろと話をする。内容についてはこちらを読んでいただくとして、一般大学の学生は授業でナマの写真家の話を聞く機会などないだろうし、予想以上に珍しがってもらえた。少なくとも寝てる学生はほとんどいなかった。それにしてもこの二人が掛け合いで話している様子って、たぶん大学の講義には見えないはずで、だとすれば話の内容よりもビジュアル的に寝れなかっただけかもしれないぞ。
その後でゼミの学生さんなんかも一緒に京都伏見の三栖閘門へ。到着後が日没後になっちゃって真っ暗でよく見えなかったのは残念だが、10年前に来たときの荒れた感じはなくなり、ちゃんと保存体制に移行してかわいがられていることは見て取れた。ライトアップ用のライトも据え付けられていたが、どうやら季節ものらしく、点灯はされていなかった。まあ年がら年中人が来るような場所じゃないってのはあるけど、逆に積極的に年がら年中人が来るような場所にすることも可能なんじゃないか、というような特異な場所ではある。京都の中心部からもう少し近けりゃいいんだけどね。