狩野川・千歳橋橋脚

090322

概念である各種水位が、リアルな場所に可視化されている。まあちょっとベタなんだけど、さすがは水位の上昇に敏感な狩野川である。ここでは水位は単なる治水計画上の概念ではなく、雨が降るたびにみんなが気にしている生活情報なのだ。

表示のバランスとか、色とか書体とか、こういう情報をもっとかっこよく表示する方法を考える、ってのは完全にデザイン領域の話なんだよね。景観配慮と称して妙に媚びた造形を施すことより、こういう細かい表示までトータルに気を使うことが、本当のドボク・デザインだろうと思うのだ。

コメント

  1. うえさか より:

    この写真をもとに「わたしなら、こうデザインする!」みたいなコンペをするのも面白そうですね。
    黄の部分には水位基準から上方に、赤の部分には下方に、縦の帯が引かれているのはなぜなのでしょうか。

  2. jsato より:

    黄色いところは、水面が文字を超えてもイエローな注意領域にあることを知らせるためでしょうか。
    赤は、わかりません。レッドゾーンの強調、かな~

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