Concerto Grosso per 1 / New Trolls / 1971

イタリアン・プログレッシブ・ロック基本中の基本、の1枚。高校生の時に買ったもの、つまりアナログ盤。前にターンテーブルに載ったのはいつだったのか、これがまったく思い出せない。少なくとも10年以上は聴いてないはず。A面はオーケストラと融合しちゃってこれでもかこれでもか、怒濤のお涙頂戴サウンドで、かなり聞き込んだ覚えがある(笑)。B面は一転して、A面とは完全に別趣旨のインプロビゼーション大会、1曲20分。で、当時こちらはほとんど聴いてなかった。となるとB面はおそらく20年以上、聴いてなかったはず。しかし今聴くとそれなりに楽しめてしまう。音を音として楽しめるようになってしまっていることに気がつく。歳を取ったということだ。大げさな展開、光と闇の強烈なコントラスト。今年はイタリアンプログレをもう一度、聴き直そうっと。

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