「水門」っていう曲がある。特にこの時期、ひんぱんに頭の中で勝手に鳴る(今も鳴ってる)。
「水門」は、1986年に『政風会』というデュオが出した曲。政風会って何じゃと思われるかもしれないが、あぶない政治結社でもなんでもなくて、カーネーションの直枝政太郎(現:直枝政広)とムーンライダーズの鈴木博文の二人が作ったフォークデュオなのだ。その唯一のアルバム『DUCK BOAT』のB面の1曲目がいきなり「水門」だ。このアルバム、A面はカーネーション名義という変則モノで、CDは持ってないから今はジャケットとかどうなってるのかわからない。Amazon↓でジャケ画像出ないし。
これまでしばしば、いつから水門やってるんですか??というような質問を受けて、1990年代の前半に隅田川でー、とか荒川河口付近でー、みたいな答え方をしてきたのだけれど、実は水門が意識の俎上に上がったのは『DUCK BOAT』を聞いたことによる影響で、こっちの方がずっと早い。これからは「実は政風会という人たちに洗脳されまして・・・」とか言ってみようと思う。少なくとも80年代後半にわたしの頭に「水門」というキーワードをぶっこんでくれたのは間違いなく政風会である。
『DUCK BOAT』の録音は湾岸スタジオ(フジテレビのじゃないよ。こっちの方がオリジナル)という鈴木さんちのホームスタジオなので、この水門はおそらく羽田第一水門とか羽田第二水門とかだろうと思う。おおお、そんなこと考えてたらぞくぞくしてきた。今から羽田行っちゃおうか、とか考えたけど寒いので行かない。そういやあこの時期にTX650様に連れてってもらった小島新田の飲み屋もよかった。また行きたい。小島新田は多摩川の対岸だろうと言われるかもしれないが、まあ何だかとにかくこの時期あのへん、いい。
で、その政風会なんだけど、何でも20年ぶりに新しいアルバムを出したらしい。
政風会
ベンツとか乗ってんじゃん(笑)。
こいつは本気でびっくりだ。最初、政風会って別の政風会(なんだそれ)かと思った。まさか今さらの政風会。待ってました政風会。まだ聞いてないけどどんな音が飛び出してくるのか楽しみだ。政風会聞いて羽田へ行こう!

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
ありゃま。ちょっとばたばた(←ぱたぱたというウワサもあり…)しててご無沙汰してたら、お呼びだったんですね。
インダストリアルに呑みたい!んだったら、オススメですよね>小島新田。工員さんやエンジニア達のヨタ話を聞きながら呑んで、程よく出来上がったら店を出て陸橋から貨物ヤードと工場群を見おろす、っていうのが定番です(嘘)。
インダストリアル呑み!
これ流行るよ絶対(笑)。