新潟カワウソ・展示替え大作戦、その3

[ First day of the Eurasian otter exhibit at Niigata City Aquarium Marinepia Nihonkai. The otters were seeking escape route from enclosure. ]

140401_01
新潟市水族館マリンピア日本海の「コツメ→ユーラシア展示替え大作戦」のつづきです。展示初日の後半の様子。

140401_02
前回は個体識別に力点を置いて見てみましたが、今回は個体にこだわらず、さまざまな行動を見てみましょう!

140401_03
・・・って単に識別がわからなくなってきたからですけど。

140401_04
見る角度によって形が七変化するユーラシアカワウソの個体識別を、写真判定だけで行うのはなかなかむずかしいです。

140401_05
ところで、マリンピア日本海の展示に用いられているこの木材、1本だけ擬木ですが、他はぜんぶ自然木です。近くの海岸に打ち上げられるいい感じに枯れきった流木を、そのまま使っているのだそうです。

140401_06
枯れた流木なので水を吸ってくれます。濡れた毛をこすりつけるには、なかなか気持ちのよさそうな素材ですね。

140401_07
そんな狭苦しいところでバトルしなくてもいいだろうに。あ、居場所の取り合いしてるのか。

140401_08

報道陣も引き上げて、だんだん落ち着いた雰囲気になってきました。

本日からユーラシアはじめました、みたいな表示があるわけではないので、お客さんは「あー!カワウソ~」程度の反応ですが、中には「あれ、木が増えてるぞ?」「前はコツメじゃなかった?」のような鋭い発言をされるひともいたり。

140401_09
ちょっと昼寝をしましたが、基本的には落ち着ける場所を探して、精力的に?あちこち動き回っていました。

140401_11
実にユーラシアっぽい水中姿勢。しっぽが太く見えます。

140401_12
この角度からだと、毛の黒さが目立ちます。

140401_10
落ち着くようで落ち着かないでしょ、そこ。

140401_13
あ、立ち上がって上を見てますよ。

140401_14
脱出できないか探っている感じです。

140401_15
まさかそこからはジャンプできないだろう。

140401_16
あれ、できちゃった。

140401_17
行ってもらっては困る場所に行けるようになってしまいました。その都度、キーパーさんがブラシで追い落とします。さっそく要対策部分の発生です。

140401_18
ふんふん

140401_19
壁ぎわの高い擬岩の上が気に入ったらしいスミレ。

140401_20
というわけで、夕方の給餌。アクアマリンふくしまでは大きなピンセットでえさをあげていましたが、それを踏襲しています。さすがにおなかが空いたと見えて、2頭ともよく食べます。

140401_21
んもう、威嚇し合ってないで食べなさい。

続きがあります。あと何日かお待ちください。

コメント

  1. コツメ大好き より:

    はじめまして。
    栃木にある那須どうぶつ王国の
    コツメさんたちも可愛いですよ。
    夫婦とっても仲良しで、
    落ち着いて!って言いたくなるほど、
    動きまくりで、
    なかなかシャッターチャンスが
    つかめないのが難点です。
    お天気が良いと、
    のひのび寝そべる姿が見られます。
    それも束の間ですが。
    すぐに運動に戻るので。

  2. jsato@otterhaus より:

    >コツメ大好きさん
    はじめまして。コメントありがとうございます。那須どうぶつ王国、行かなきゃですね~!

タイトルとURLをコピーしました