[ First day of the Eurasian otter exhibit at Niigata City Aquarium Marinepia Nihonkai. The otters were seeking escape route from enclosure. ]
新潟市水族館マリンピア日本海の「コツメ→ユーラシア展示替え大作戦」のつづきです。展示初日の後半の様子。
前回は個体識別に力点を置いて見てみましたが、今回は個体にこだわらず、さまざまな行動を見てみましょう!
・・・って単に識別がわからなくなってきたからですけど。
見る角度によって形が七変化するユーラシアカワウソの個体識別を、写真判定だけで行うのはなかなかむずかしいです。
ところで、マリンピア日本海の展示に用いられているこの木材、1本だけ擬木ですが、他はぜんぶ自然木です。近くの海岸に打ち上げられるいい感じに枯れきった流木を、そのまま使っているのだそうです。
枯れた流木なので水を吸ってくれます。濡れた毛をこすりつけるには、なかなか気持ちのよさそうな素材ですね。
そんな狭苦しいところでバトルしなくてもいいだろうに。あ、居場所の取り合いしてるのか。
報道陣も引き上げて、だんだん落ち着いた雰囲気になってきました。
本日からユーラシアはじめました、みたいな表示があるわけではないので、お客さんは「あー!カワウソ~」程度の反応ですが、中には「あれ、木が増えてるぞ?」「前はコツメじゃなかった?」のような鋭い発言をされるひともいたり。
ちょっと昼寝をしましたが、基本的には落ち着ける場所を探して、精力的に?あちこち動き回っていました。
実にユーラシアっぽい水中姿勢。しっぽが太く見えます。
この角度からだと、毛の黒さが目立ちます。
落ち着くようで落ち着かないでしょ、そこ。
あ、立ち上がって上を見てますよ。
脱出できないか探っている感じです。
まさかそこからはジャンプできないだろう。
あれ、できちゃった。
行ってもらっては困る場所に行けるようになってしまいました。その都度、キーパーさんがブラシで追い落とします。さっそく要対策部分の発生です。
ふんふん
壁ぎわの高い擬岩の上が気に入ったらしいスミレ。
というわけで、夕方の給餌。アクアマリンふくしまでは大きなピンセットでえさをあげていましたが、それを踏襲しています。さすがにおなかが空いたと見えて、2頭ともよく食べます。
んもう、威嚇し合ってないで食べなさい。
続きがあります。あと何日かお待ちください。
コメント
はじめまして。
栃木にある那須どうぶつ王国の
コツメさんたちも可愛いですよ。
夫婦とっても仲良しで、
落ち着いて!って言いたくなるほど、
動きまくりで、
なかなかシャッターチャンスが
つかめないのが難点です。
お天気が良いと、
のひのび寝そべる姿が見られます。
それも束の間ですが。
すぐに運動に戻るので。
>コツメ大好きさん
はじめまして。コメントありがとうございます。那須どうぶつ王国、行かなきゃですね~!