お待たせしました。姫路セントラルパークのコツメカワウソです。
姫路セントラルパークは基本的にサファリパークなので、カワウソ舎までたどり着くのは容易ではありません。どうやってもトラやライオンのたむろする、あのおそろしげなサファリ区間を通って行かなければならないのだ。では車で行かない人はどうすればいいのかって? わたしも悩みましたが、遊園地エリアからサファリバスってのに乗せられて、カワウソのいるエリアまで送り届けてくれるしくみになっているのでした。サファリ区間ではトラが木登りしてたりして、珍しい光景が見れました。
というわけで、開園時間の10時に着いたのに、そこからカワウソ舎まで2時間近くかかりました。まあ途中で早めの昼食を取ったりしていたというのもありますが、とにかく遠いカワウソです。

やっぱり寝てました。アクリルにはドントタッチでよろしく。

あ、ごめーん。起こしちゃった?

カワウソはこんな感じのところにいます。右側の本体部分は、長ーい1枚もののアクリルを曲げて作られたゴージャスな水槽です。大きな擬岩の中は寝室になっているんですよ。左側のサテライト展示部分との間に、アクリルの、いわゆるコツメブリッジが作られています。なかなかお金かかってますね!

はい、おはよう!

オスのチップです。

メスのナツキです。

さっそくナツキがコツメブリッジへ向かいます。

あはは。お尻を揺らしてぴょこぴょこ上がって行きました。

と思ったらあっという間に引き返してきた。

最後はつつつ~っとすべって着地。慣れたものです。

この日はとても寒い日だったのですが、ナツキもチップも日が照っているうちはどんどん水に入ります。

続きますぴゃ!

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
