[ Asian small-clawed otters at Zoo Basel. A mysterious object has turned out to be an automatic feeder for the otters! ]

バーゼル動物園のコツメカワウソのつづきです。

[前回のあらすじ]広大なインドサイ放飼場を取り巻く細い水路に設けられた謎のバケツオブジェ。これは本当にコツメカワウソ用のフィーダーなのか。本当にコツメたちはここにやってくるのであろうか。
・・・

あら!本当に来たw
すでに時刻は午後4時23分です。ちょうどお腹のすく時間帯。それまでに一度も現れなかった、ということは、夕方になるとここで何か食べられる、ということを学習しているとみていいのでは。

でもね、

まだバケツが高いのですよ。バランス用の氷が解けきっていません。

うーん

でもはやく食べたい

思いっきり横目で見てますねw

未練たらたら~
ヨダレみたいw

まだかまだかまだかまだか

うりゃ~っ
仕方なく水路で滝登り。

でも、

すぐに戻ってきて、

バケツが気になる。
・・・そんなこんなで20分ぐらい経過・・・

お、もう届きそうだぞ!

バケツにはちょうどコツメの前肢が入るぐらいの穴が開けられています。

でも、

まだ十分に届いていない感じ。

ダメだこりゃ

引き下がって対策を練る(ように見えます)。
で、その対策とは?

おーい!

なんじゃい!

メインの放飼場にいる仲間を呼び寄せた(ように見えた)。

やってきた2匹は共同作業でバケツを攻略して、

わりとあっさり、おいしいものゲット。

いいなー

よっしゃあ!
気合が入る(ように見えた)。

お、とれた!

持って帰って土手の上で食べてます。
おいしいものの正体は、どうやら貝のむき身のようですね。

よかったね。

おいしいもの探しはつづきます。

このバーゼル方式(?)のフィーダー、どっかで見たような気もするんだけど思い出せません。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
