千葉市動物公園 2602

千葉市動物公園のコツメカワウソ、ルナ。2026年2月初旬の撮影です。

自分でもかなりびっくりなのですが、実は千葉ズーを訪れるのは12年ぶりなんです。12年って言ったらあなた、干支が一回りですよ。前回行った頃に生まれた子がもう中学生ですよ。何でまたそんなに長い間、行ってなかったんだろう。

というわけで久々のカワウソ放飼場ですが、何というかあまり変わってない感じです。左奥のエリアが大規模にリニューアルされている関係で、背景の抜けがよくなったかな、ぐらいなもんでしょう。

現在の展示はルナ。2013年8月生まれですから、これはまさに前回生まれた子が中学生に、という時間構成そのままです。人間なら中学生ですが、ライフ進行が5倍のカワウソですからもう中高年ウソと言うことになります。

前回会った時がベビうそで今回がこんな感じ、という展開には笑っちゃいますが、よく考えると辛辣な状況ですね。自分の年齢進行の方をいやでも考えてしまうってもんです。

この記事↑の写真の中でちょろちょろしているベビうその、どれかがルナです。記事中でわたし、レッサーに思いっきり敵意むき出しですが、やはりあちらさんは強いです。レッサーパンダは今でも安定した人気ですが、カワウソは文字通り「水もの」で、その栄枯盛衰はジェットコースターのようだといつも思います。要するに今のカワウソ展示さびしいな〜ということが言いたかった。

いつも書いてる気がするのですが、やはり中年以降のコツメは尻尾が太る個体が多いです。

すっかりご隠居感が。

この日展示されていたのはルナだけですが、バックヤードからピャーピャー声がしてたので、他の個体もいるらしい。そのあたりはまたいずれ。

・・・

さて、カワウソ放飼場の裏、12年前には「家畜の原種ゾーン」だったところがその後、大規模にリニューアルされて「平原ゾーン」という広大なエリアに変わっています。何で広大かというと、以前「草原ゾーン」と呼ばれていたエリアまで飲み込んで、動物展示のほぼ半分を占める巨大エリアとなったため。平原ゾーンとは他のゾーンと比べてまた大きく出たもんですが、それは大きなリニューアル構想が今も進行中だからです。それが完了した暁には平原ゾーンのネーミングの妥当性がはっきりします。

平原ゾーンのはずれはブチハイエナ。隣のチーターの広さに比べるとこじんまりした展示です。これは、のいちから来たトーフくん。2012年10月生まれ。ってことは・・・

生まれたてで真っ黒な頃の写真をどうぞ↑。何だかこのパターンばっかりですねすいません。

ごそごそ。ここは南向き斜面なので昼寝にも最適な場所かも。

このシタツンガのいる丘(旧草原ゾーン)は、千葉ズーの中で最もすばらしい景観だと思ってます。草原だけに草しかないので真夏は勘弁ですが。

その向かいのキリン放飼場のあたりも変わりない感じでした。ただカラスの群れが以前より増えているようで、鳴き声もさることながらこのエリアを集団で飛び回っているのは、動物園空間にとってはネガティブ要素になってしまってます。カラスももちろん野鳥なので、カラスが群生している都市周縁の環境がそのまま現れてること自体は千葉市のリアリティそのものなので否定できない。でも何らかのコントロールはされなければいけない。難しい問題。

さて、2014年から始まった千葉市動物公園リスタート構想において最初の目玉だったのは猛獣の導入だったのですが、その象徴みたいなライオン展示は、展示そのものに対してネーミングライツが設定されています。

以前のこのエリアの様子がしっかり記憶されているところに今、いきなりライオンがいるのはなかなか面白い。記憶の侵食と一部入れ替え、って感じ。

今もリスタート構想は進んでいるので、次はカワウソ展示と鳥類ゾーンあたりが湿地ゾーンとしてリニューアルされるらしいですよ。楽しみですね。

カワウソ展示に戻ってきました。ルナが出入りしてます。

このカワウソ放飼場は、開演当初カナダカワウソ向けに作られたもので、広いのです。もちろんそれはとてもよいことなのですが、わたしが近頃持ち歩くレンズが軽い200ミリなので、やはりカワウソ遠いです。ここはやはり500ミリ持ってこないとダメだった。そう、カナダカワウソですカナダカワウソ!

あ、いきなりここで伏線回収します。

以前からあった動物科学館が2025年8月にリニューアルされていて、熱帯雨林に特化した素晴らしい学習コンテンツが見られる(夜行性動物や小型猿類の展示、温室との組み合わせが見事)のですが、その一番最後の展示が、何と・・・

お、カワウソだ!

こ、これは開園当初に展示されていたカナダカワウソでしょうか。特に記述がないのですが、この展示場所の文脈(かつての飼育動物の剥製と骨格標本の展示)からするとそう考えた方が自然ですよね。

これまでカナダの剥製の存在は知らなかったので、今回の展示リニューアルで登場したものかもしれません。

なにしろこれを発見したのが閉園10分前で。おいおい、もう一度行ってちゃんと見て来い、ですね。

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