バカにされそうで今までだまってたんだけど、岡本太郎、結構好きなんだよな。
ここ数年、再評価されるようになってきたので、今ならカミングアウト、大丈夫と踏んだ(笑)。
「太陽の塔」好きだし。
「顔のグラス(←若いもんは知らんだろ?)」欲しかったし。
「芸術は・・・爆発だ!」のマネ、しょっちゅうやってたし。
作品自体に対する感情は、「好き」というより、「ひっかかる」「ひっかかれる」という方がより正確だと思う。だから他のお気に入りの作家の作品に対して抱く「これ欲しい」という感情はほとんどない。
それより何より、作家としてのスタイル、あの無駄にパワフルでケレン味たっぷりの押しの強さに惹かれる。
インチキなペテンな感じと紙一重の、いかがわしい超越性にあこがれる。
太郎みたいに「いやったらしく」行かないとね。アーティストは聖職者じゃないんだから。