バカにされそうで今までだまってたんだけど、岡本太郎、結構好きなんだよな。
ここ数年、再評価されるようになってきたので、今ならカミングアウト、大丈夫と踏んだ(笑)。
「太陽の塔」好きだし。
「顔のグラス(←若いもんは知らんだろ?)」欲しかったし。
「芸術は・・・爆発だ!」のマネ、しょっちゅうやってたし。
作品自体に対する感情は、「好き」というより、「ひっかかる」「ひっかかれる」という方がより正確だと思う。だから他のお気に入りの作家の作品に対して抱く「これ欲しい」という感情はほとんどない。
それより何より、作家としてのスタイル、あの無駄にパワフルでケレン味たっぷりの押しの強さに惹かれる。
インチキなペテンな感じと紙一重の、いかがわしい超越性にあこがれる。
太郎みたいに「いやったらしく」行かないとね。アーティストは聖職者じゃないんだから。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
