クアラルンプール中央郵便局

切手の話のところで書きわすれたことがありました。今は切手趣味はぜんぜんないのだけれど、全く関心がないわけじゃない。何かきっかけがあったらまた集めてもいいかなあ、というような状態にあるのだ。大して高いもんじゃないし、かさばらないのがいいよね。でもやっぱり「大人買い」とかしちゃうんだろうな。それもやだな。
5年ぐらい前にクアラルンプールで、中央郵便局に行ったことがある。必要以上に広い局舎(そういえばあれより大きい郵便局に入ったことがないような気がする)の一角に、記念切手専用売り場みたいな場所があって、その窓口に少年たちが群れていた。そう、彼らは切手マニア少年だったのだ。日本では30年前なら割と普通に見られた光景だと思うし、自分もその中のひとりだったことを考えたりして、何だかほほ笑ましい気分になったものだ。マレーシアでは切手収集がいまだに少年たちの間に趣味として存在しているのだなあ、さすがは英領だっただけあるなあ、と妙な感心の仕方をした。

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