池田動物園 2510

なんとびっくり、11年ぶりの池田動物園です。すっかりご無沙汰してしまいました。人間であるわたしが11年分、年を取っているということは、カワウソ年齢に換算すると50年ぐらい行ってないことになります。これはちょっとしたタイムワープ感覚を喰らうことになりそうです。

10月の晴れた平日の動物園ですから、基本的に遠足専用みたいな日でやはり開園直後から大にぎわいでした。これ、引いて撮ってるので園内ひっそりしているように見えますが、よーく見ると入り口付近に紅白帽子の大集団が写ってますでしょ。唐突に置いてある西大寺鉄道の保存車両もひとまず健在で、何よりです。

さてカワウソですが、入口近くのカワウソ展示場には1頭だけ出ていました。2015年生まれのマリー。初めて撮らせてもらう個体です。せっかくの朝寝中なのでゆっくり寝ていただくことにして、先に園内を一周してきましょう。

今やどう見ても昭和な動物園風景です。でも動物との距離やダイレクトさ、ガラス越しでは不可能な聴覚・嗅覚情報がしっかり伝達されるという効能を考えると、特に子供には、今でも根強い人気がある展示スタイルと言われています。極論するとガラス越しでは映像を見ているのとあまり変わらない、とすら言えます。もちろん写真撮影にはとても困難を伴います。おまけに檻越しの動物イメージは、海外の人にはすこぶる評判が悪いです。ようするに動物園に何を求めるか、によって評価は変わるということでしょう。

おろ? こんなところに「こつめかわうそ」??

さっきのメイン展示場にいないと思ったら、こっちにいたのかチョコ丸!

わたしが最後に会ってからカワウソ時間では50年経過していますから、もうすっかり爺さんですね。

チョコ丸爺さん、どこかに隠してた魚の頭をかじっております。

こっちの展示場は日当たりが良くて昼寝には最高の場所ですね。今日みたいな天気だと、ちょっとうらやましいかも。

今では檻は視覚的に微妙ですが、動物の側からするとこのように境界線を跨いだ行動を取ることができるわけですね。なんかこれはこれでいいのかなという気がしてくる。ガラスだとこんなにくつろげないし、日向は暑すぎる。ところでネコなんかは頭が通過できる隙間は全身が通過できる、と聞きますが、カワウソも似たようなもんでしょう。なんかの拍子にするっと抜けたりしないのかな。

団体さん↑の行動の間隙を縫って行動します。

ちなみに11年前の様子はこんなでしたっけ。

池田カワウソ・お花見どうぶつえん
池田動物園がつづきます。晴天のカワウソラグーン。どアップ、チョコ丸。どアップ、チップ。眠くなったり・・・元気に暴れたり・・・春ですねー。シャボン玉も飛んでました。ここいらで、園内を回ってお花見しましょう!メリーさん。メリーさんにえさをあげて...

時間ワープ感覚があんまり出現しないことがお分かりいただけると思います。つまりいい意味でほとんど変わってません。キリンは残念ながら2020年にももかちゃんが亡くなって・・・

今いるのは、のいち生まれのサンタロウ。

園内一周してカワウソに戻りました。あの頑丈なカワウソラグーンも、もちろん健在です。

あ、マリーがカワウソラグーンにいた。でもそっち側は水がない方なんだけど。

おーい!

はいなー

下に降りてきてくれました。背景に緑の壁面装飾があって、ボカして撮るとなんとなくラブリーな写真になりました。

このフェンス越しに張り付いていた日々のことを思い出します。

ほんっと、コツメってこういうの↑いじくり回すの好きですよね。で、パイプから水が吹き出して大喜び、という定番ギャグパターン。

え〜っと、

ご飯まだですか〜(さっき食べたと思うんだけど)。

あ、ご飯で思い出した!食堂が「ごちそうキッチン」にリニューアルされてました。

売店・食堂リニューアルOPEN!! | 【公式】池田動物園
岡山市北区の池田動物園 公式WEBサイト。アミメキリンをはじめとする数多くの動物たちが皆さんをお迎えします。ご来園お待ちしております。

久々にお会いしたキーパーさんと話し込んでて、撮るのをすっかり忘れておりました。もちろん「池田ラーメン」を堪能しましたよ。お店が変わっても名物メニューが残ってるのはうれしいですね。

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