ラッコもカワウソ

実は、今までラッコってあんまりちゃんと撮ってないんです。

海遊館のラッコが眠そうな目で擬岩の上に寝そべり、こちらを見ている
すんませんなあ。

言うまでもなくラッコもカワウソなんですよね。
動物の分類で言うと、食肉目イタチ科カワウソ亜科 Lutrinaeは、

・カワウソ属 Lutra
・オオカワウソ属 Pteronura
・ツメナシカワウソ属 Aonyx
・ラッコ属 Enhydra

の4属に分かれています。ユーラシアやカナダはカワウソ属、われらがコツメカワウソはツメナシカワウソ属に含まれます。ということは、たとえばコツメカワウソとラッコの違いって、分類の枝の位置で考えたらコツメとユーラシアと同じ程度の違いになるわけですよ。これ結構、意外じゃないですか? ラッコは英語だとSea Otterなので、欧米人はラッコをカワウソの仲間とみなしているけど、日本語の感覚だと完全に他人。でも、どう考えても他人じゃなくて近い親戚ぐらいなので、やっぱりちゃんとお付き合いしないといかんなあ、と思いました。

(分類について:最近では、ノドブチとカナダとビロードを分離して計7属にする分類がメジャーですが、あんまり属を細かく分けても属と種の意味がわかりにくくなるんじゃないか、と個人的には思ってます。いずれにせよコツメとラッコの親戚関係の距離感には影響がないので、話を簡単にするためにここでは4属で考えました)

110118b
ん?

110118c
ねむくなるねむくなる・・・

110118d
ねた~。

ラッコといえば、やはりこの背泳ぎポーズでしょう。
110118e
手の指がくっつきかけていて、このまま進化を続けるとヒレになりそうです。

110118f
鼻鏡がくいっと上のほうへ回り込んでます。

わたしがカワウソほどラッコに強い魅力を感じないひとつの理由は、やはり顔の毛の色が一色であることですね。子どもの頃は真っ茶色、成長すると真っ白け。いまひとつ個体差が出にくくて、カワウソにくらべて面白みのない顔です。

110118g
氷をお召し上がりになっているようです。

110118h
「面白くなくて悪かったね」

いや、真正面から見ると結構、面白いです!

110118i
「ちべたーい!」

110118j
「うきゃっ!」

ラッコって、カワウソほどカパっと大きく口を開けない印象がありますが、実際はどうなんでしょ?

110118k
その気になって見ると、表情変化も意外に豊かなのかもしれません。さすがカワウソの一種だけあります。これは今までちゃんと見てない自分が悪いな。まあ顔の毛が長いので、表情が表われにくいというのはありそうです。

110118l
これですよね~、このプカプカ感。実にラッコですよまったく。

これからはラッコもちゃんと撮ろうと、今さらながら思いました。
上の写真は、2009年10月と2010年5月、海遊館での撮影です。

 

【2026.06.19 追記】Google検索からこちらに来られる方が多いと思うのですが、見ての通り、大して中身のない記事で申し訳ありません。このブログではずっとカワウソをメインに撮っているもので、実はラッコの記事はかなり少なめです。それでももうちょっと見てやろう、という方がいらっしゃいましたらうれしいです。ラッコ写真のある記事をタグで拾ってみたので、よろしければ下のリンクから覗いてみてください。

ラッコの記事一覧
Das Otterhaus【カワウソ舎】のブログ中の、ラッコに関する記述や画像のある記事の一覧です。

日本の動物園・水族館でかつて飼育されていたラッコの写真は、日を追うごとに貴重さが増してきました。これからは古い撮影データを発掘し、記事にしていこうと思います。

 

【2026.06.19 加筆修正】

コメント

  1. りお より:

    ラッコはイマイチだったのですね。ちょっと意外でした。
    私は、乾いてるときのフワフワ感がものすごく好きです♪
    顔洗う仕草もかわいいし♪
    手の指はポッテリとして不思議ですよね。
    これからも撮ってきてくださーい(^^)

  2. jsato@otterhaus より:

    >りおさん
    なんかメジャーすぎて近寄りがたい存在というか、動物に遠慮してどうすんだって感じですがw。
    とにかく国内のラッコ展示が減ってきているので、今見とかないと、撮っとかないと後悔するぞ、みたいなちょっとした危機感が芽生えています。

  3. 減点大好きママ より:

    こんにちは。こちらには初めて書き込ませて頂きます、減点大好きママと申します。
    いつも楽しいHPを有難うございます。
    本日の朝日新聞朝刊33面に、旭酒造さんの話題が出ていました。
    横浜市の福祉施設が、旭酒造さんから酒かすを仕入れて「獺祭・バニラクッキー」を製造・販売しているそうです。人気商品なのだとか。
    既にご存知でしたらすみません。個人的にはとても驚いたので、ついこちらに書き込んじゃいました。(^^;

  4. jsato@otterhaus より:

    >減点大好きママさん
    こちらこそ、いつもありがとうございます。
    獺祭バニラクッキーですか!たしかにびっくり。
    酔っぱらいそうなクッキーです♪
    獺祭の旭酒造さんのページにも出てますね。
    http://asahishuzo.ne.jp/info/item_1222.html
    当分、酒粕が恋しい季節が続きます。

  5. Rei より:

    先生!週末に上野動物園に行ったら、
    以前ユーラシアカワウソの檻に併設してあった
    水のトンネルから水が抜かれ、アナグマの展示に
    変わっておりました!
    そしてさらに!その檻にはユーラシアカワウソ1匹
    (ミーちゃん)、アナグマ2匹、そしてハクビシン2匹という
    3種混合展示というめったに無い展示方法で展示されて
    おりました・・・水のトンネルが無くなっててがっかり。
    でもミーちゃんはあまりあの水のトンネルの中に
    入りたがらない個体だったので仕方ないのかなあ。
    あ、コツメのアミン達はマレー熊と一緒の場所で
    相変わらずうきゃうきゃしておりましたよ。

  6. jsato@otterhaus より:

    >Reiさん
    だそうですね。なにしろミーちゃん泳がないので、単なる水槽になってるよりは新しい試みがあってもいいのではないでしょうか。それにしても臆病なアナグマ、手前まで出てくるかなあ。

タイトルとURLをコピーしました