junichisato

記憶のための記録

『電脳の教室』

ひさびさにわたしの本が出ます。といっても2冊目なんだけど。教科書とは名ばかりで、実はほとんど実用書(笑)。ここの新刊案内を見てね。あ、一番脱力系のやつだから間違わないように。まだアマゾンとかでは売ってないけどそのうち出回ると思いますよ。とこ...
記憶のための記録

『暁:少女』

北爪満喜の97年の詩集。「しろつめくさ」がよかった。植物と電話と人体とがずたずたに砕け散ったまま押しつぶされ、ひとかたまりとなって頭の中の狭い道を無理やり擦り抜けていった感じ。詩の読み方としては思いっきり邪道なのかもしれないけど、北爪さんの...
記憶のための記録

『さかしま』

J.K.ユイスマンス作、澁澤訳。いろんなところにちょくちょく出てくる書名だけど、これまでの人生の中で読む機会はなかった。さかしま、ってぐらいだから、きっととってもいやらしい倒錯系のエロ小説にちがいない、とずっと思ってたんだけど、ぜんぜん違っ...
音楽的

Storia di un minuto / Premiata Forneria Marconi / 1972

約2週間の軟禁生活(美大の入試ってのは、実施の担当者になっちゃうとそれはもう壮絶に大変なんですな)から開放されて、個展も昨日やっとこさオープニングさせて、わたしにしてはかなり久しぶりにだらだらしている。iPodじゃなくてちゃんと部屋のスピー...
音楽的

Taka Boom / Osanna / 2001

何をとち狂ったのか、イタリアンプログレ熱が20年ぶりに再燃中。一昨年ミラノの通りすがりのCD屋でふと買ってみたオザンナの再結成CD。本棚のコヤシになってたのを引っ張り出してiPodに突っ込んで、仕事しながら聴いている。まあカッコいいことカッ...
記憶のための記録

『ボマルツォの怪物』

マンディアルグ作で澁澤の訳。ローマの北の山の中にあるボマルツォという村に存在する、わけのわかんない石彫ガーデンの話ほか。この怪物たちは16世紀に作られたものらしい。ぶっこわれた巨像が苔むして山中に散在しているのだが、不思議と心惹かれる風景で...
記憶のための記録

『滞欧日記』

ひきつづき澁澤龍彦。というか、これは彼の四度の渡欧の際の日記を巖谷國士が編んだもので、イタリア滞在部分は先日の『イタリアの夢魔』に収録されている。単純にイタリアの前後の部分が知りたくなっただけ。わたしもイゾラ・ベッラやボマルツォに行ってみた...
音楽的

Concerto Grosso per 1 / New Trolls / 1971

イタリアン・プログレッシブ・ロック基本中の基本、の1枚。高校生の時に買ったもの、つまりアナログ盤。前にターンテーブルに載ったのはいつだったのか、これがまったく思い出せない。少なくとも10年以上は聴いてないはず。A面はオーケストラと融合しちゃ...
記憶のための記録

『高丘親王航海記』

1987年、澁澤龍彦が亡くなった直後に出版されたこの本、18年後にようやく読むことがかなった。当時、平積みになっていた新刊を何度か手に取ってはみたものの、結局買うに至らなかったのは、ハードカバーの新刊を気軽に買いまくるほどの懐の余裕がなかっ...
記憶のための記録

『キットラー 対話 ルフトブリュッケ広場』

フリードリヒ・キットラーと、スイスのアーティスト、シュテファン・バンツの1996年の対談。1999年日本語訳。キットラーの入門書という位置づけ。ルフトブリュッケ広場というのはベルリン、テンペルホーフ空港の隣にあって、ベルリン封鎖の当時、連合...