[ Now back to Kushiro Zoo, where is still in winter and calm. Regrettably, we cannot watch snow sliding of otters. There are some reasons for this. The exhibition area is not too large for sliding. And they have to clean up the snow to maintain zoo keepers safety. Hope they will plan large and safe ground for otter on next renovation. ]
にぎやかな春の大阪から、静かな冬の釧路市動物園に戻ります。この日は前の晩に降った積雪が数センチ。
雪だ雪だ♪
あれ~?
雪かきしちゃうの?
釧路市動物園のカワウソ放飼場はあまり広くないので、あの盛岡のように雪が積もり放題にはできません。そんなことをすると、あっという間にカワウソが「飛び出し放題」になってしまうからね。
したがって毎回キーパーさんが完全に雪かきをしてしまいます。開園ダッシュで駆けつけてキーパーさんより先にカワウソ舎に行けば、雪が積もっているのは見られるかもしれない。でもカワウソが出てなければ意味がない。したがって今のところ、釧路で「雪すべりカナダ」を見るのは至難の技。
間違っても、園やキーパーさんに「カワウソの雪すべりが見たいから雪かきしないで」なんて言わないようにw。それだと滑って作業ができなくなるのだ。実際にカワウソ担当のキーパーさんは、凍った雪で滑ってオタリアのプールに落ちたことがあるそうだ。氷点下の気温で水に落ちるなんて、考えただけでもおそろしい。すべてを凍らせる釧路の気温を甘く見てはいけない、ってこと。
カワウソ舎は開園以来の古い建物なのでこの先、改修の計画が出てくることを期待しよう。その時はぜひ「雪すべりのできるカワウソ放飼場」を作ってくださいね。カワウソのエンリッチメント度も、観客満足度も、ともにアップすることは間違いないですよ。
雪で遊びたいんだけどなあ。
うーん・・・
掃除の邪魔しちゃおうっと♪
なになに?
ホッケ! ↑ジャンプしてる
まだパクパクタイムには間がありますが、1尾ずつホッケが与えられます。これは薬を仕込んだホッケを正式な給餌の前に与え、薬を確実に摂取させるためであることを昨年、お聞きしました。
というわけで、まだ食い足りないリッキーさん。
そこに静かな月曜の動物園に似合わぬ、うるさい人たちが登場w
はい、接客接客。 ↑やっぱり雪で遊びたいらしい
いらっしゃ~い!
冬にも動物園遠足があることにぶったまげましたが、園児のみなさんにおかれましては、普通にこうしてカナダカワウソが見られるということにぶったまげてほしいもんだ。こんな動物園(冬にずっとオープンしててカナダカワウソがいる動物園)は、他にないのだぞ。
ほんとにおふたりの真ん中に、マイクを立ててあげたくなるね。
1ばんチャッピー、歌います♪
リッキーは土管のエッジでスタンディング。よほどの自信というか安定度がないとできない技。
へへっ。
ぜったいに自分がトラだとは思っていないココアさん。
しっかしまあ、アムールトラって雪が似合うよなあ。ありきたりな感想ですまん。
今年も北海道ゾーンを貸切(他にお客さんがいないの)でガイドしてもらいましたところ、今年はアカゲラに遭遇!野生もんですよ野生。こんなに赤いなんてあり得ね~と思いましたね。
雪が舞う中でうつらうつらするシマフクロウ様。これもかっこよすぎるよなあ。
こんな感じで魅力がてんこ盛りの、冬の釧路市動物園。
あ、エゾクロテンをまだ出してなかった!てんてんは次回に回します。