


ふみづきさんに勧められた、テオ・ヤンセンのビーチアニマルを見に行った。これ、風の力でオランダの浜辺を勝手に動き回るらしいからびっくり。
愉快な「ガシャガシャ歩き」をまずお見せすべきなのかもしれない。自分が押して動かしているところを動画で撮ってもらえたんだけど、おそらく行ったひとはみんながびっくりして、そのはずみで動画なんかもいっぱいネットに上げてるにちがいない。今さらわたしがびっくりしている場面を公開しても世界レベルの二度手間になるのでやめとこう。リクエストがあったら考える。
それよりわたしとしては、この材料の方を見てもらいたい。もし、このアニマルたちがチタンなんかの高級金属材料で、金かけてかっちり作られたものだったら、ぜんぜん面白いと思わなかった。
見ての通り、プラスチックのパイプでできているのだが、それも捨ててあるような安っちいプラスチックパイプ(たぶん配線用の電線管)なのだ。したがって全体の剛性はかなり低い。それでもちゃんと動く。そのギャップに惚れたよ。
メカニカルエンジニアリング系男子(女子も、もしいれば)は、ぜひ行って自分の手で動かしてみたほうがいい。世界の見方がちょっと変わることを保証するね。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
> メカニカルエンジニアリング系男子
呼びました?(笑)
「未確認匍匐前進物体」みたいなもんでしょうかこれ。
一体全体どういうからくりになってるんですか??
日比谷でやってるので見てらっしゃい!
ほとんどゴミのようなものがじゃこじゃこ動くのよ。
あ、入場料高いけどひるまないように。
テオ・ヤンセン展
素晴らしい写真はこちらで!
水門写真家、佐藤淳一さんのブログ、カワウソ屋
尊敬しているのでブログ名称にも「さん」付けしたいくらいだ…