新幹線の車窓に見える水門

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写真をクリックすると、Panoramio上のわたしの写真に飛びます。

週に1度は水門、とか思っていたが、やはりそれでは少ないような気がする。考えてみると、撮りっぱなしで誰にも何も語ってない水門、というのは山ほどあるのだ。もしこのまま死んでしまったら、大量の水門情報がわたしの脳とともに雲散霧消である。それは何だかとってももったいない。

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東海道新幹線で西に向かっていて、静岡をすぎてすぐ、右手に小さな水門が見えるのがずっと気になっていた。富士山もとっくに過ぎているので、誰も外を見ていないような区間だ。

新幹線から見える水門は、実際よりかなり小振りに見えるらしい。現地に行ってみたら、径間11メートルもある立派な水門だったので驚いた。新幹線の駅間で見えたものの位置の特定をするのは、以前はとっても大変だったが、今では簡単である。Googleさまさまである。

水門があるのは焼津だった。詳しい位置は、例によって上の写真をクリック。さすがのGoogleさまさまも、この辺まで来ると航空写真が出ない。最近の景気低迷でGoogleも弱ってきてるので、ずっとこのままだったりしそうでやだな。

春の陽が傾いて思いっきり逆光だ。ひとの都合も考えずに日没かよ。

振り返ると新幹線の鉄橋。その橋脚のひとつにこれまた結構な目盛り発見! 4Pって何だ?

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日本の大動脈インフラを支える質実剛健な男らしい目盛りだ。この目盛りが壊れたら日本経済が傾く、程度の「縁の下」度はあるだろう。

それは橋脚が壊れれたら、であって目盛りじゃないだろう、という意見もあるが、目盛りは橋脚と一体化しているので、ここは「そんなもんでもない」と反論しておきたい。

こういう手応えのある目盛りがもっと見たい。

この際、新幹線の鉄橋の橋脚だけを撮って歩こうか、と思った。

あ、うっかり忘れてた。この水門は梅田川水門という名前です。よろしくね。

コメント

  1. 大江一馬 より:

    この水門は津波対策水門で昭和58年ごろ設計しました。

  2. jsato より:

    なんと、設計者の方ですか!
    コメントありがとうございます。
    いつも新幹線に乗るたびに眺めております。

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