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『ワンダーJAPAN』12号でお見せした六角川河口堰。もう最高だ。こんなに押し出しの強い河口堰、他所では見たことない。さすがは有明海。干満の差が6メートルって想像を絶する初期条件。何でこんなすごいドボク物件ができあがることを話題にしないで、海苔とかムツゴロウとかそういう食べるものの話題ばっかりなのか。みんなそんなにあの目の飛び出た変な魚が好きなの?
六角川河口堰のゴージャスさは異常である。可動堰とは思えぬ高いゲートの、ぎっしりな詰め合わせ。極太の堰柱。その上に乗っかる上屋は宴会ができそうな広さ。いったいどういった開閉機器が納められているのですかここは。
ゲートはターコイズブルーっぽい水色に塗られているのだけど、それでこの暑苦しいほどの存在感だ。これがもし真っ赤だったらと思うと失禁しそうだ。消防車を3段積みで100台ぐらい並べると近いものができあがるかも。そんな禍々しいまでの赤い鉄塊の行列を見てみたい気もして悩ましい。うわーどうしよう。「日本水門のゲートは赤にしよう党」の党首であるわたしですら、こんな感じでゲートすべて赤に塗れと叫ぶのを躊躇しているのだから、もうこれは例外中の例外と言っていい。だからといって管理橋の方を赤く塗らんでもいいと思うんだけど。おかげで背中から見ると微妙なカラーコーデになってしまい、その脇の甘さが何となくかわいい感じなのでまあいいのか。
コメント
らせん階段も美しいですね
おっしゃる通り!
お目が高い。