個展の時に初めて会った小松さんが、自分のログに興味深いコメントを書いてくれていた。曰く、佐藤はデジタルによって変容を経た感覚を、言葉という全体につなげようとしているんじゃないか・・・。
何となくまとめてみると、
●デジタル対アナログ、という対立の構造は、問題の立て方としてはすでに期限切れである。
●デジタルによる変容とは、システムの変容であり、出力過程の変化が撮影の段階(あるいはモチベーションのレベルにまで)に、帰還的な影響を及ぼす。
「言葉」と「記憶」の関係がまだもやもやしている。むしろ「全体」とだけ言ってくれればピンとくる。そうだ、全体なのだ。蓄積としての全体。死ぬまで一方的にどんどん増え続ける全体。ああああ鼻水が止まらんぞ。
小松さんのログ
コムツコム/ダイアの帯