戦前に作られた排水機場

戦前に作られた排水機場 photo 6
戦前に作られた排水機場 photo 7

梅雨の晴れ間の日。使われなくなった排水機場(俗にポンプ場と呼ぶやつね)を覗く。昭和11年竣工だと。ってことは1936年だから62年前の建物と機械ってわけだ。汚れたガラス越しに黒々としたディーゼルエンジンとポンプと、丸いメータのいっぱいついた配電盤が見える。止まった時計と数年前の10月のままのカレンダー。機械は使ってないはずなのに明らかに油が差してある。嵐の中でこいつがフル回転するのを聴いてみたかったな。

Vintage article seriesは、1997年から2004年まで、わたしの作品サイト上にあったログ的なコンテンツを、本ブログ『Das Otterhaus』に復刻的に再掲した記事群です。ブログなどCMSが普及する前の時代に手書きHTMLで日々追記されていた記事は、展覧会などのお知らせ、雑感、制作上の試行錯誤の記録などが混在しています。その多くは字数も少なく画像のサイズも小さく、今の基準からするとコンテンツとしての価値はありません。しかしこの年代にこのような記述があったという事実は残すべきであると判断し、ブログの基層としてのデータの蓄積を維持しています。[2026年5月]
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