
沼津港航路水門
通称びゅうお、である。魚市場のための水門を作ってみたら異常にでかくなってしまったので、展望台でも作ってみんなでビューしようということで、ビュー魚。いいなあこういうの。気候がゆるゆるな静岡らしいポジティヴな発想でうれしい。
このところ、水門写真界ではにわかに静岡県に注目が集まっている。水門写真界と言ってもほとんどわたしひとりしかいないようなものなので、ひとりで勝手に静岡に撮りに行って盛り上がっているだけだ。何だかかわいそうな人のように見えるかもしれないが、静岡には「ラムネ川水門」という素敵にふざけた名前の水門があることもすでにわかっており、撮影に向かう士気は旺盛である。
さてびゅうお、だが、とにかくでかく、高い。径間40メートルはまあまあの長さとしても、満潮海面からゲート下端までが15メートルというのはローラーゲートでは国内最大なのではないか。静岡県が出している紹介ページではゲートと開閉装置を合わせた重量が日本一、となっているのだけど、重量が日本一というのは正直、見てもわからんぜ。誇るなら高さの方だと思うのだけど。これより高いローラーゲートって国内にあるんだろうか。
びゅうおの売り物は大きさもさることながら、このでかいゲートを緊急モードで急速閉鎖できる装置だ。常時開閉だと30分かかるところ、非常閉鎖モードだと3分で閉まる。400トンものステンレスのかたまりである超重いゲートを油圧ブレーキで減速しながら降下させ、津波が来る前に閉鎖完了だ。いえーい。
さあキミも、びゅうおの展望台に上ってみないか!
入場料は100円だよ。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。

コメント
100円徴収するところが逆につつましい感じがして好感が持てます。
おさかな食べられますか?
でかっw
扉体のデカさが伝わりますな
これは相当すごいですね。見たい!
展望台じゃなくて、下から急速閉鎖を見たい。
きっと溶接跡のコンパウンドにグッとくるんだろうなぁ
きっと溶接跡のコンパウンドっぷりに惚れるだろうなぁ。
なごみさん
数年前に行きました。沼津港飲食店街の近くなので、おさかな、寿司とセットで楽しめますよ。味もコストパフォーマンスもなかなかのものでした。
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/shokuwo/taberu/taberu06.htm
TX650さん
おさかな天国ですね~!!!
東京からなら日帰り出来るし行ってみたいですね~♪
ナイスな情報をありがとうございました~!
いつの間にか沼津の観光案内になってる。
沼津はよく行っていたので、此処も2回程ですが堪能?してきました♪
見るとまた行きたくなってしまいますね・・
自宅から遠くないお気に入りを開拓検討中です。