でも本屋は好き

でも本屋は好き photo 6
1998/11/21 Tokyo

酔っ払って帰り道、本屋に寄る。週に3回は本屋に行く人間だがこのところどうも本屋に接する調子が変化してきたように思う。以前なら何も収穫がないといくばくかの失望とともに店を出たものだ。最近は何だかザマーミロ、もう印刷メディアの時代は終わりつつあるのだ、なんて比較的晴れ晴れとした気分で出てくるようになった。文芸書や文庫本はそんなことはないのだが、雑誌に対してはどうにもそういう敵意のような気持ちがつのる。毎月々々、雑誌の発売日を楽しみにしていたような時代はもう彼方に過ぎ去ってしまったのだろう。複雑な思いで店を出て腐れた光の中を帰る。

Vintage article seriesは、1997年から2004年まで、わたしの作品サイト上にあったログ的なコンテンツを、本ブログ『Das Otterhaus』に復刻的に再掲した記事群です。ブログなどCMSが普及する前の時代に手書きHTMLで日々追記されていた記事は、展覧会などのお知らせ、雑感、制作上の試行錯誤の記録などが混在しています。その多くは字数も少なく画像のサイズも小さく、今の基準からするとコンテンツとしての価値はありません。しかしこの年代にこのような記述があったという事実は残すべきであると判断し、ブログの基層としてのデータの蓄積を維持しています。[2026年5月]
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