なぜか毎年、この時期に登場する仙台うみの杜水族館のツメナシカワウソ、くるり。
今日もひと泳ぎしてはひと息ついて・・・
ふたたび水中でくるくるしては・・・
ひと休み
で、やっぱ寝るわ～
・・・
さっそく寝てくれたのでひとまわりしてきますか
イロワケちゃん！
しかしまあ、最近の遠足のお子たちって、みんなタブレットで撮影してるんですね。でけえカメラなんか持ってると不思議そうに見られます。
この子たちにとっては、画面で見る大きさのままで撮るのが普通の感覚なんですよね。でも考えてみると、いにしえの「カメラオブスキュラ」ってスケッチできるぐらいの大きさで投影した映像を見てたわけだから、タブレットで撮る方が自然なサイズ感かもしれない。むしろファインダーを覗くって方がよっぽど特殊な視覚体験といえるかもしれない。
「開業以来初の大型ゾーンリニューアル！」とありますね。2022年7月15日、ケープペンギンの展示が移転して新しくなったそうなんですが・・・いったいこのコンパクトなうみの杜のどこにそんな余剰スペースが？
お～お、こんなところに！
・・・ってこう撮ったら広さが分からないっすよー。
はい、こんなとこでした。
ここ、以前はおさわりプールみたいなとこでしたね、たしか。
あ、おさわりって言ってもヒトデとかそういう系の。
ぞろぞろ～っ。
まあまあ広さはある感じです。たっぷりの砂がうれしいなあ。
おお、何と造波装置まで！
しかも人力ですよ人力、粋だねえ！
ちょっとやってみたけど操作は結構むずかしいぜ。みんながんばってペンギンズにいい波をつくってやってくれ、と言っておこう。
床が上がってるのでお客さんからはペンギンが見やすく、何より「見下げ」にならない。この見せ方のコンセプトって、以前展示が2階にあったときから続いているものですね。反対側の岩陰には営巣スペースもあったりします。
それでこの展示、南アフリカのボルダーズビーチというケープペンギンの保護区をモデルとして作られているそうです。
検索すると、何と南ア政府観光局が日本語で情報出してた。実は有名なとこなのだった。
ペンギンに出会えるボルダーズビーチ | 観光スポット | 南アフリカ観光局
それでそれでね、南アフリカの海岸といったら、これはもう思いっきりツメナシカワウソの生息域なわけです。ツメナシカワウソの英語名はCape Clawless Otterですから、下手すりゃ日本語で「ケープカワウソ」なんて呼ばれてたかもしれない。ケープペンギンとツメナシカワウソ、同じ場所（同居はたぶん無理だけど）で展示されるとおもしろいだろうなあ、などと勝手なことを考えてしまった。
というわけでそろそろ起きませんか？
もうすぐごはん来るよ
ねみーっ
え？
お昼ごはんどこ？
そわそわ
食べる前に出しとく感じです
最初にちょっとバックに引っ込みますの。いろいろと準備が・・・
よっしゃあ！ 行け～っ！
張り切って営業やりますよ
場が盛り上がってきたところで、
食べるよー
んま～
ひとしきり地上で食べたら、
穴から出して指の具合をチェックされたり、
あ、そのバケツの中身だけください
口内チェ～ックされたり、
ちょうだいちょうだいちょうだいちょうだい
水中で食べまーす
むは～
ツメナシならではのしぐさ、片手喰い！ いつもながら豪快っすねえ！
またね～！
