[ Otter-Zentrum Hankensbüttel‘s third exhibit of Eurasian otter is “Otter-Wasserfall” or otter-waterfall. And they have many playground equipments in many place. The equipments are not for fun, but for understanding otter’s property and today’s environmental problems around otters. ]
カワウソ横断注意!
話が前後してすいません。ハンケンスビュッテル・カワウソセンターに戻ります。
しかしこの「Otterwechsel」という表示なんだけど、Wechselって交代、とか交換、という意味で、一般的に横断というニュアンスはないみたいなんですよね。「カワウソ交代」ってどういうことよ?
通りますよ~
へへっ、ヒヨコもらっちゃったぜ
魚ゲットだ~
ちょっとカーブしてみる
森の奥からやって来て、
木にも登ります。
ととととと・・・
キリっ
ふぃ~
前回、説明しましたように、「カワウソの小川」展示は、水路の半分をあえて人工水路にしてあります。そこはこんなふうに護岸されてる。
で、その近所にこんな学習遊具があります。ブルーシートの部分がふかふかマットになってて、そこから茶色の壁(鋼矢板:こうやいた、シートパイル)に沿ってジャンプして上がってみてね、という趣旨。
要するに、鋼矢板なんかで垂直に護岸してしまったら、カワウソが水から出れなくなるでしょ、ということを体で学んでもらう遊具なのだ。上の写真では、カワウソは鋼矢板につかまってくつろいでましたけどね。でもまあ、両岸がずっとこれで覆われてたらやっぱりイヤでしょう。
こちらはカワウソ生き延びゲーム。標識型看板しか撮ってませんでしたごめんね。左にチラって見えているゲームの中身は、たしかボールを穴に落ちないようにゴールまで送るゲーム。
で、こちらが冒頭のカワウソ横断注意の体験遊具。
「音が出てたでしょ?」と、昨年ハンケンスビュッテルで研修された多摩ズーのOさんに指摘されましたが、ぜんぜん気が付きませんでした。だめだオレぜんぜんちゃんと見てない。要するに、カワウソは音で車が来るのを判断して横断しているので、それを体験してみよう、というコーナーだったらしい。
・・・
で、これがカワウソ第3展示場「Otter-Wasserfall」。名付けてカワウソの滝。奥の人がわしゃわしゃいるところが小山になってて、滝が作られています。
上から見るとこういうスペース。カワウソはどこだ?
横から水中が観察できます。
カワウソがどうやって身を守っているのか、的なインタラクション解説。頭が平らで目と鼻と口が一直線に並んでいるのはね・・・
ほら、出たあ!
身を潜めて警戒中。
というか、エサはまだか中w
下からガラスごしに。
ふんふん
お子様もびっくり。
・・・
さて、このへんでお昼にしましょう。入口まで戻ってレストランへ。
アイスがおいしそう。いたるところに ↑ カワウソがいます。
これはお釣り皿。
このベビうそを抱っこしたヒゲのおっちゃんこそが、カワウソセンターを作ったクラウス・ロイターさん。惜しくも2004年に54歳の若さで亡くなられました。ロイターさんはかつて州の森林局につとめていたのですが、カワウソ保護のために一念発起して職を辞し、このセンターを一から作り上げた超ビッグなカワウソ人です。
つづきます。