Vintage article series: aperitif 20020103 – 20021205
日本カメラ8月号に、谷口雅氏がAirについて書いている。氏の推測に反して、Airは案外長く続くかもしれない。この「かもしれない」がまさにWeb的たる所以なのかもしれない。
夏のゼミ展(Web展)開催中。ゼミ展に関していろいろな反応を直接、間接にもらっている。なかでもこのスタイルになじみのない方面からは、否定的な声も聞こえてきたりして、学生達がショック(笑)を受けていたりしているようだ。そういう反応をする人たちに対しては、Web exhibitionというイベントは、完成したデータを見てもらうものではないんだよ、と言っておきたい。完成に至るプロセス、あるいは完成という段階を最終目標としない、いわば「経過そのもの」を見てもらう、のがWeb展だ。おそらく展覧会という名称はふさわしくないのだろう。むしろアトリエ公開とか、公開制作とか言ってしまえば、あらぬ誤解が起きにくかろうという気もしている。「Air」は第26回。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
