
(2012年11月撮影)マリンワールド海の中道のラッコ、マリン。全力で子育て中でした。
昔撮ったままで公開してなかったラッコの写真データを発掘し、最新の現像処理で可視化する企画が続きます。当時のマリンワールド海の中道のラッコの状況については、1回目の記事↓をご覧ください。


せっせとグルーミング。自分の毛皮よりベビーちゃんの方を優先します。

見ての通り、うみなかのラッコ展示場ですが、お客さんはあまりいませんでした。日曜日の午前中なのに、ラッコを見ている人が誰もいない瞬間があったなんて、今ではとても信じられないですよね。
この日、ひょっとして、わたし以外でラッコ撮ってた人って誰もいなかったのではないか、ってことはないと思うのですが。
上の写真ではマリンしか見えませんが、手前のエリアには前回書いたように、マナがいます。右奥の仕切りの奥にはリロがいました。リロの様子については次回お話ししますね。

マナは水中にいました。毛が黒いので見つけにくいのです。

ガラスの近くに寄って来てくれるのはありがたいのですが、ガラス保護のために内側に貼られているというアクリル表面の傷が写り込んでしまうので、修正不可能な絵になってしまいます。
AIに頼めば消せそうですが、今のところそこまでやらんでもいいかと。すでにノイズ消去をやってもらってるので。

実はこのように、遠くにいてくれる方がかえってクリアに撮れてしまうわけです。

マナだけで写真をまとめてしまったので、どのタイミングで給餌された内容であるかは、実際の順番通りでないことをご承知おきください。

マナちゃんほんと黒いですね。

ヒゲが目立ちます。

この当時の、マナとマリン親子の距離感はこんな感じでした、と言ってしまってもいいのかな。なにしろ同居してすぐにマリンが出産してしまったので。

前回マリンは食事中、ベビーラッコを手放して水に浮かせてましたが、

今回は陸上に置きました。

やはり自分のグルーミングもしっかりやらなければいけないようです。

こうすればベビーちゃんが沈むのを心配せずに、しっかり毛皮の状態を整えることができます。

ベビーラッコ、陸上でゴロンゴロンしています。

引き寄せて、

またお腹に乗せます。

体制が整いました。以下繰り返し、みたいな。
3につづきます。
↓ラッコ記事の一覧です↓


佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
