存在論的美学

存在論的美学 photo 6
1998/08/16 Tokyo

美術というのは、美しいものをこしらえる行為をいうのでなく、何か存在の深遠に迫ろうとする行為の結果として、美しいものが産出されるのである...というような考え方をどこかで聞いたか読んだかしていたような気がしていたのだが。その思考のおぼろげな断片の、本体にようやく触れることができた。渡邊二郎著「芸術の哲学」ちくま学芸文庫。このような考え方(存在論的美学)はハイデガーが芸術論として展開したものらしい。ふーむ。ハイデガーなんて難解そうで読んだこともなかったのだが、ちょっとは覗いてみてもよいかもしれない。たぶん途中で挫折すると思うけど。

Vintage article seriesは、1997年から2004年まで、わたしの作品サイト上にあったログ的なコンテンツを、本ブログ『Das Otterhaus』に復刻的に再掲した記事群です。ブログなどCMSが普及する前の時代に手書きHTMLで日々追記されていた記事は、展覧会などのお知らせ、雑感、制作上の試行錯誤の記録などが混在しています。その多くは字数も少なく画像のサイズも小さく、今の基準からするとコンテンツとしての価値はありません。しかしこの年代にこのような記述があったという事実は残すべきであると判断し、ブログの基層としてのデータの蓄積を維持しています。[2026年5月]
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