Vintage article series: Humdrum 19971020 – 19991231

ロッシーニのピアノ曲集、というCDを聞きながらこれを打っている。ロッシーニがそんなもん書いていたとは知らなかった。先日の高橋悠治さんのコンサート(さいたま芸術劇場・2月6日)でご本人の解説つきで初めて聞いて、後で気になってCDを探して買ってきたのだ。何でもオペラで大当たりして30代で隠居生活に入ったロッシーニが、死ぬ何年か前に、世話になってた飲み屋のおかみに頼まれて、そこで演奏するためだけに書かれたものらしい。ロッシーニは死ぬときに全部焼き捨てるように言ったのだが、なぜか「残っちゃった^^;」という話だった。昔の音楽家は10~20代でヒットを飛ばして、あとは隠居して好きなことやって暮らしてたりするわけだ。なんかいいよね。


