自分の体の拡張の中にいることが心地よい

自分の体の拡張の中にいることが心地よい photo 6
1999/06/09 Tokyo

●部屋という空間。面白いものだなとつくづく思う。人によって部屋の機能はいろいろ違っていてよいのだが、わたしの部屋を考えてみると、内部記憶装置(つまり脳みそ)の拡張と、感覚器官(つまり眼や耳)の延長と、機械的な器官(つまり手足)の延長、がみな渾然一体となった物質のカタマリ、というようなものであると言えるようだ。何のことはない、肥大した自分の体が自分の部屋だった、というわけだ。自分の体の拡張の中にいることが心地よいということは、自己完結的な、マスターベーション的な事態であるなあなどと考えてたら、ちょっと気持ち悪くなってきた。

Vintage article seriesは、1997年から2004年まで、わたしの作品サイト上にあったログ的なコンテンツを、本ブログ『Das Otterhaus』に復刻的に再掲した記事群です。ブログなどCMSが普及する前の時代に手書きHTMLで日々追記されていた記事は、展覧会などのお知らせ、雑感、制作上の試行錯誤の記録などが混在しています。その多くは字数も少なく画像のサイズも小さく、今の基準からするとコンテンツとしての価値はありません。しかしこの年代にこのような記述があったという事実は残すべきであると判断し、ブログの基層としてのデータの蓄積を維持しています。[2026年5月]
タイトルとURLをコピーしました