逆の方が自然だ

上が上で下が下。誰かが決めて、誰もが正しいと思って疑うことのなかった「制度」。レンズを通した映像、つまり現実の投影はもともと上下が逆だったのだから、逆の方が自然だ、ということになっていた可能性もあったのに、そうならなかっただけの話。別に奇をてらっているわけでもなく、身の回りから感覚の拡張を試しているだけなんだなきっと。同じ絵の具を使いながらも、従来考えられていた現実の複製でない、ブッ飛んだ絵を描き始めた連中や、すでに作られてあるものを美術作品として美術館に持ち込んだ奴。今でこそリスペクトされているがその当時はきっとバカだと思われていたに違いない(笑)。上下逆さのイメージも今のうちに、思う存分バカにしておいてほしい。Air #049 をアップロード。

Vintage article seriesは、1997年から2004年まで、わたしの作品サイト上にあったログ的なコンテンツを、本ブログ『Das Otterhaus』に復刻的に再掲した記事群です。ブログなどCMSが普及する前の時代に手書きHTMLで日々追記されていた記事は、展覧会などのお知らせ、雑感、制作上の試行錯誤の記録などが混在しています。その多くは字数も少なく画像のサイズも小さく、今の基準からするとコンテンツとしての価値はありません。しかしこの年代にこのような記述があったという事実は残すべきであると判断し、ブログの基層としてのデータの蓄積を維持しています。[2026年5月]
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