ロンキエール(1)

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切手屋で30円均一のファイルをめくっていたら、ベルギーのロンキエール・インクラインの切手を見つけた。偶然である。こんな切手が発行されていたことすら知らなかった。これはどう考えてもわたしの手元に来るべき切手なので、さっそく連れて帰ることにした。もし、これが5000円のレア物切手でも買ったと思うので、それが30円というのは大層お得な買い物をした計算になる。そこでバランスを取る意味もあり、他にいろいろ余計な切手も買って、最終的に5000円ぐらいになるようにした。これって切手屋の思うつぼなのではないか、と後になってから考えた。

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あらためましてロンキエール・インクライン。慣れないフランス語で書くと Le plan incliné de Ronquières となる。もちろん発音はできないので、何て読むのかとか聞かないように。実は先日のストレピ・テューの20キロぐらい北にある。こうしてみると南部ベルギーって本当に水系土木構造物の宝庫だよ。これが電車で2時間ぐらいのところにあったら、毎週通うね。


Agrandir le plan

ロンキエールは垂直昇降型のストレピ・テューと違って、斜面を水槽が上り下りするものだ。もちろん水槽には水を入れて、船が浮かんだまま、というのは同じである。いろいろ言われても全然イメージできないと思うので、例によって先にYouTubeで見ておいてください。

まずは直球。水槽がのどかに下っていきます。ちょこんと乗ってる船がかわいいよ。

こちらはロンキエールの公式CMだろうか。いい感じの出来だがロンキエールの気違いじみた面をつかみきれていないのが残念。

最もぶっ飛んでるのはこれかもしれない。これだけ見せられたら何が起きているのかまったくわからないはず。

さーてロンキエールとはいったいいかなるものなのか?
続きを待て!

コメント

  1. hachim より:

    こんなインクラインがあるんですね!かっこよすぎです。ベルギー、すごい。
    上の方にうっすら見えるタワーも気になりますが、それ以前に、車軸の上のナンバリングがいかしてる。

  2. jsato より:

    日本にも琵琶湖にインクラインの遺構があります。琵琶湖のはドライ式でかわいい感じですが。
    ロンキエールの車輪は計236個もあってほとんど気違いじみてます。

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