ほれぼれするような形状のサイロ。
ドボエン系というよりは工業系だが。
あ、単純反復だから工業系でぜんぜんいいのか。単にこのログのカテゴリがズレてきているだけなのだった。
単純な筒型が並んでおり、上屋もシンプルこの上ない直方体のコンビネーション。筒の上に板でフタをしてからハコを載せました、という極めてわかりやすい構造。模型だってもうちょっとはスムーズにつながるようにするだろう。現実の建築物がこんなに思いきりよく「載せただけ」でいいのか。
らせん階段もこれだけの高さを稼ごうとすると、なかなか執拗な感じになるし。そのしつこさがとっても素晴らしい。
惜しむらくは、このサイロは撮影時(2006年夏)に解体中であったということ。つまりもう現存しないのだ。
このサイロの近所に世界最大の運河エレベータがあるのだが、それはまたいずれ・・・
コメント
なんか蒸気機関車が変形したような実におもしろい形ですね。
円筒形の部分は、4本が密着してるんですか?
ヒラヒラした螺旋階段も非常階段好きにはたまりません。
この階段の構造がどうなっているのか、円筒形の中身同様気になります。
これ撮った時は、この近所の運河エレベータにかなり興奮してたためか、このサイロの方は何か変な建築物だな程度にしか思ってなくて。今思えばもっとちゃんと見ておけばよかったです。
それでもこのサイロ、反対側からも撮ってました(走行中の列車から)。かなり強力な「気になる光線」が出ていたもものと。