Vintage article series: Humdrum 19971020 – 19991231

●Web Photo Collaborationの2回目を、10月にやることになった。実は結構前に決まってたのだけど、ここに書くのを忘れていたのだ。今度のテーマは、CRT [Broken Link : http://crt.jsato.org/] という。CRTっていうのはもちろんブラウン管のことだが、こじつけでCRT Rewrites Tradition という再帰的な意味も持たせたりしている。おお!これってGNU(http://www.gnu.org/)みたいだ(笑)。写真の伝統を書き直してしまおうなんて、別にそれほど気負って仕掛けているわけでもないのだが。それでもこの半年ぐらい、何だか気がつかないうちにひょっとしたら少しずつ書き換えをやってしまっているんじゃなかろうか、なんてふと思うことがある●コラボレーションに関連して先日、広告代理店・博報堂の「広告」[Broken Link : http://www.hakuhodo.co.jp/j/kohkoku/kohkoku.html] という、そのものズバリの名前の雑誌の取材を受けた。さすがに広告業界の人は敏感である。4人がWeb上で毎日、日替わりで写真の展示をやりまーす、なんて言ってしまうと、何だかどこが新しいのかちっともわからないような気もするのだが。そこはそれ、ちゃんと勘所を見抜いてくれていた。編集者のひとは広告業界も今、ぐらぐらに揺れてますよ~みたいなことを言ってたが、それでも彼らはちゃんとこのメディア上で、うまい具合に広告システム作り上げるだろうと思った。で、9月15日発売の9月号を見てもらえるとうれしい。そういえば博報堂の社員食堂は聞いたことも見たこともないような不思議な面白い飲み物の宝庫であった。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
