Vintage article series: Humdrum 19971020 – 19991231
1か月ほど実験的にやってみたプロジェクトを、本日より jsato.org の方で公開する。ただひたすら毎日、その日の「日付」を撮ってみようというだけの極めて地味な企画である。頭で考えると面白そうに思えて、始めてみるとつまらなく感じられた。自分の性格では1週間で挫折すると思えたが、不思議なことに1か月以上続いてしまった。そこで試しにページとして組んでみると、よくわからないが、何かちょっとした引っ掛かりみたいなものが出来かけているようにも思えた。せっかくだから、いったい何が見えかけてたのか、わかるまでは続けてみることにした。もし半年で途絶すればおそらく何にもならないだろう。でも2000年を越すまで続けられれば少しは面白いものに見えてくるかもしれない。もちろん単なる数字の並びの遊びのようなものにすぎないのだが、1999/12/31→2000/1/1という特異な境界を挟んで生きることができるのはこの時代に生まれた特典みたいなものだろう。さーて、その2枚をどこで撮ることになるかなあ。

佐藤淳一【カワウソ写真家】 [著者情報] 実はカワウソに限らない写真家。平成19年度宮城県芸術選奨受賞。主な著書に『恋する水門』(2007年/BNN新社)、『ドボク・サミット』(共著/2009年/武蔵野美術大学出版局)、『カワウソ』(2010年/東京書籍)他がある。展覧会は『ニーダーフィノウの鉄の骨』(2006年/Gallery Maki)、『アートみやぎ2007』(2007年/宮城県美術館)、『カワウソおもろいねん!』(2013年/海遊館)、『大都会の野生カワウソ』(2018年/埼玉こども動物自然公園)他、1995年より多数開催。雑誌『ワンダーJAPAN』、『土木技術』、スポーツ紙『東京スポーツ』で写真と文を連載。『タモリ倶楽部』(2008年/テレビ朝日)、『出没!アド街ック天国』(2012年/テレビ東京)等に出演。「生きることは、見ること」が信条。芸術と研究を足してサブカルで割った「リサーチ・エンタテインメントとしての写真」を専門とし、土木構造物と野生動物という、かけ離れたふたつの領域で仕事してきました。
