Vintage article series: Humdrum 19971020 – 19991231

近ごろ「呼吸」が浅いなあと思う。別に変な健康法とか瞑想だとかに凝り出したわけではない。何だか常に追い立てられているように感じられる状態がずっと続いていて、気がつくと「何とかしなければ」とつぶやいてしまう。何とかしなければならないのはその切迫した状態の原因を絶ち切ることなのだ、ということは頭では理解しているのだが何ともすることができないのだ。それが生理現象の面では浅い呼吸になっているように感じられる。はあはあはあ。ちなみにこの10年以上、体重に大きな変化はないので、太ったための現象ということはないと思う。やはり精神的なものに違いない。何日かに一度、ふと気がついて呼吸のスピードを意識的に落とすようにしてみる。すると自動的に呼吸は深くなる。でもその結果、リラックスできたという感覚はあまりない。やれやれ。


